今週号の週刊東洋経済の特集は「さらば!スキルアップ教」です。
『英語、IT、会計はしょせんツールにすぎない。
スキルはすぐにまねされ陳腐化してしまう。
真の価値を生み出すのは、深くて広い教養だ。』
教養という言葉で、
かつて日本大学経済学部の学部長をされていた
牧野富夫先生の学部長挨拶を思い出しました。
(牧野先生は、私の娘の大学時代のゼミの先生でした。)
『富士山は美しい。夢や希望も与えてくれる。
〜(中略)〜富士山をあのように美しくしているのは、
ゆるやかに拡がる裾野ではないか。
あの見事な裾野は、大学の一般教養・教育科目を連動させる。
文学・歴史・哲学・自然科学などリベラルアーツの広い裾野があってこそ、
深く創造的な専門教育が可能なのだから……』
昔読んだ阿部次郎の「三太郎の日記」にも
「教養を積むことこそが人格形成の第一歩」といったようなことが
書かれていたような記憶があります。(間違っていたらゴメンナサイ)
この歳になっても人格ができていない私は、
やはり教養が足りないというか、修養が足りないのでしょうね……。
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