「エンディングノートのすすめ」(本田桂子著:講談社現代新書)を読了しました。
以前、この日記に、
コクヨの「もしもの時に役立つノート」を購入し、
少しずつノートを埋めていく思いを書いたところですが、
この本は、立ち寄った本屋で、そのタイトルが目に付いて購入しました。
アマゾンの商品紹介では、この本は次のように紹介されています。
『著者の本田氏は、エンディングノートを書くことによって、
次のようないいことがある、と述べています。
1 万一のことがあったときに、自分も家族も助かる
2 将来に備えることで「いま」を安心して過ごせる
3 書くことで頭の中が整理できる
4 「終活」をスタートするきっかけになる
5 相続など、話しにくい問題について家族とコミュニケーションをとりやすくなる
6 高齢期のマネープランをたてられる
7 自分史をまとめられる、家族へのプレゼントになる』
この本は、とても読みやすい本で、
通勤電車の行き帰りの時間を利用しながら、3日間ほどで読み終えました。
私がこの本を読んで印象に残ったのは、
商品紹介にもある「終活」という言葉です。
「就活」や「婚活」などに引っ掛けて「終活」とは、
なるほどうまくネーミングしたものだと感心しました。
確かに「終活」をスタートするきっかけに、この本はなったと思います。
人生には「就活」や「婚活」だけでなく、
「終活」という大切な「活動」が必要なのかもしれません。
「終活」という言葉には抵抗を感じる人もいるかもしれませんが、
エンディングノートは、高齢期に備えるという目的以外に、
書く人の年齢を問わず、
日常生活の備忘録として活用できるのが大きな特徴のようです。
- 作者: 本田桂子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/07/18
- メディア: 新書
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