今日(14日)の日経新聞「春秋」を読んで、気持が落ち込んでしまいました。
『「本業以外に、2枚目の名刺を持ちませんか」。
主に20代、30代の若手社会人に向け、そう呼びかけているNPO法人がある、
名称は、ずばり「二枚目の名刺」。』
一面コラムには、そのように書かれていました。
大手金融機関やコンサルティング会社などに勤める若い社会人たちが、
4年ほど前に設立したNPO法人で、
社会貢献活動に興味があるけれども、職を辞してというつもりはない、
そうした勤め人を、さまざまな社会活動をする団体に橋渡しするのだそうです。
ここで、自分自身のことを考えてみました。
私の場合、何か資格や技能を持っているわけでもなく、
今の仕事以外に、自分を生かすようなものが見当たりません。
いやいや、今の仕事も本当に世の中の役に立っているのか、甚だ疑問です。
「本業をおろそかにすることなく、社会貢献活動に精を出す。」
このようなことは、志が高くなければなかなかできるものではありません。
後生畏るべし……。日本の将来も明るいものがありますね。
再び、自分自身はどうか?
「いつもの名刺に頼らず問題を自力で解決する。」
この言葉が、ズシリと胸に突き刺さります。