今日の日経新聞デジタル版に、サラリーマン川柳についての次のような記事が掲載されていました。
『第一生命保険は28日、恒例の「サラリーマン川柳コンクール」の人気投票結果を発表した。
家庭、職場で感じる悲哀や、加速するデジタル化への戸惑いをうたった中高年の作品が上位を占めた。
首位は昨年のラグビー・ワールドカップ(W杯)になぞらえた50代男性の
「我が家では 最強スクラム 妻・娘」だった。
2019年10月の消費税増税に伴うポイント還元制度で普及が進む
キャッシュレス決済への困惑を描いたのは「おじさんは スマホ使えず キャッシュです」(4位)と、
「登録が ストレスだらけの キャッシュレス」(7位)。
5位の「たばこ辞め それでも妻に 煙たがれ」は、一念発起してたばこを断ったものの、
妻の共感を得られない寂しさを嘆いた。
いわゆる老後資金「2千万円問題」も関心を集め
「足りないの? そもそも無いよ 2000万」が6位に入った。
応募期間は19年9~10月で、5万3194句から優秀作品100句を選出。
今年1月からインターネットなどで人気投票を実施し、
集まった8万6542票を集計して1~10位を決めた。』
はぃ‥‥、記事で紹介されたどの句も、上位にランク付けされるに値する、優秀句だと思います。
私はただただ、そのユーモアのセンスに敬服するばかりです。
では、今年のサラリーマン川柳には、どんな句の応募があるのかしら‥‥?
おそらく、新型コロナウイルスに関連する句が多くなるのではないかと思いますが、
ネットで「ユーモア」に関する名言を調べてみると、
ドイツには「ユーモアとは『にもかかわらず』笑うことである」という言葉があるそうで、
とかく気が滅入りそうな今のご時世であっても、
ユーモア精神にあふれる素晴らしい句が応募されることを、今から楽しみにしたいと思います。