我が町、松前町では、今日13日から、65歳以上75歳未満の人を対象に、
新型コロナワクチン接種の予約受付が始まりました。
私は、午後4時前に、インターネットで予約しようとしたところ、
なんと、集団接種会場は満杯、町内13の実施医療機関のうち、空いていたのは1機関だけ、
曜日についても7月中旬の1日だけ、しかもその1日の実施可能件数は、10件もありませんでした。
ふぅ~‥、なんとか「ぎりぎりセーフ」だったみたいです。
ただ、それにしても、予約受付初日でこのような状況ならば、
私より後にアクセスした人は、果たして予約できたのでしょうか? なんとも複雑な心境です‥‥。
一方で、安心できるニュースもありました。
「新型コロナワクチン接種予約サイト」を閲覧すると、
『ファイザー社製ワクチンは1回目の接種から3週間後に2回目接種を行うこととなっております。
ワクチン接種を効率的に進めていくため、
2回目の接種予約を原則3週間後の同じ曜日・同じ時間・同じ接種会場で割り振りさせていただきます。
ご了承ください。2回目の予約内容は、後日、マイページに表示されますので、しばらくお待ちください。』
との説明書きがありました。
これで、父も私も、2回目の予約を、原則、しなくても済むことが分かり、一安心です。
そうですね、このやり方が一番効率的ですよね‥‥。
ところで、今日の日経新聞には、次のようなことが書かれていました。
『政府は12日、65歳以上の高齢者への新型コロナウイルスワクチンの接種について、
全国の市区町村に実施した調査結果を公表した。
菅義偉首相が目標とする7月末までに接種を終えられないと回答したのは、
全国1741自治体のうち251自治体で、全体の約14%に達した。』
私が2回目の接種を受けるのは、暦の上では、8月上旬の予定となります。
ということは、松前町も、「7月末までに接種を終えられない251自治体の1つ」ということになります。
でも、かつて地方自治体に勤務していた経験からすると、
今回の件に関しては、松前町の責任でもなんでもないと思っています。
ワクチン確保の見通しが甘いまま、地方自治体に突然に「無理難題を押し付ける」、
あるいは、理由をつけて「責任転嫁しようとする」‥‥。
その「財源」と「権限」を背景にした、地方自治体に対する、
いつもながらの国のやり方ではないかと、私は不信感を抱いています‥‥。