「ワクチン接種加速の経済効果」というタイトルのレポートが公表されています。
まだ、その全文に目を通していませんが、冒頭のサマリーには、次のようなことが書かれていました。
・ 新型コロナワクチンの接種ペースが5月以降に急加速している。
今後は現役世代の接種が高齢者と同時並行で実施されることで、
接種ペースが1日当たり平均100万回に加速する可能性がある
・ ワクチン接種ペースが1日100万回まで加速する場合、経済の正常化時期が前倒しされ、
2021年度GDPを1%程度押し上げる(約6兆円の経済効果)。
ワクチン普及の促進は最大の経済対策といえる。
・ 夏場以降は接種率の上昇に伴う接種ペースの鈍化(接種忌避)が課題になる。
ワクチン接種に経済的インセンティブを付与する制度を導入し、
未接種者の接種意向を引き上げる必要がある。
う~む‥‥。GDPの1%、約6兆円の経済効果ですか。これはすごい数字ですよね‥。
ちなみに、サマリーに書かれている
「ワクチン接種に経済的インセンティブを付与する制度」の具体例としては、
諸外国のような給付金や宝くじだけでなく、今後再開が検討されるであろう
GoToキャンペーンの旅行券や食事券を、ワクチン接種者に対して支給する案が示されていました。
また、このレポートの最後には、「今後のワクチン接種ペース次第では、
年内にコロナ禍を終息させ、経済活動を正常化することも不可能ではない。
昨春から続いてきた暗く長いトンネルの出口が、ようやく見えてきたと言えそうだ。」と書かれていました。
はぃ‥、ワクチンの接種ペースを加速するのも大切ですが、
まずは、東京オリパラを無事に乗り切ることが、現下の最重要課題ですよね‥‥。
追記
今日、来月で満61歳になる我が家の奥様の所にも、松前町役場からワクチン接種券が届きました。
ワクチン接種が順調に進んでいることを、肌で実感しているところです。