今日は、新型コロナウイルスワクチンの6回目予防接種を、近くの病院で受けてきました。
昨年11月23日の5回目接種の際には高熱が出たので、今回は念のために解熱剤を処方してもらいました。
備えあれば患いなしです‥。
さて、昨日の続きです‥。
5月10日(水)の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、ガブリエル・マルセルの
「自己自身に対して影となるものはつねに私の自己である。」という「ことば」で、
いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありました。
『〈私〉という存在は磁極のようなものだと、フランスの哲学者は言う。
何かに違和を感じると〈他〉としてそれを斥(しりぞ)ける。
いや違和を感じることで、翻って自己の輪郭を得る。
そうした競合関係の中を動くかぎり〈私〉の視線にはかならず死角ができる。
「私たちは」と、自国について語る時も、同様のバイアスが強くかかる。
「拒絶から祈願へ」(竹下敬次・伊藤晃訳)から』
う~む‥‥。分かったような分からないような‥。
「自己自身に対して影となるものはつねに私の自己である」は、物理的には当たり前だと思うけれど。
「〈私〉という存在は磁極のようなものだ」‥??
やはり、私には理解できなかった「ことば」という整理で、この日記に書き残しておくことにします。
いつの日か、突然、分かる瞬間が来るかもしれませんから‥‥。