しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

本との付き合い方も人それぞれ

「西の海岸」への散歩の途中、地区の農園に立ち寄ると、

先日に植え付けたサツマイモが順調に生育していました。

また、北黒田の海岸は、これまた先日に清掃したばかりなのに、またたくさんの流木が漂着していました。

海岸漂着ゴミは、間違いなく環境に負荷かがかかっています‥。

さて、話は変わって、『本は10冊同時に読め!~本を読まない人はサルである!』

成毛眞著:知的生き方文庫)を読了しました。

過激な表現と上から目線に少々閉口しましたが、それでも共感・納得する記述がいくつかありました。

その一つは、参考になる書評家として、

松岡正剛さんとそのサイト「松岡正剛の千夜千冊」を紹介されていたことです。

「1冊の本をここまで深く読み解く人も、なかなかいない」というのは、そのとおりのご指摘だと思いました。


もう一つは、著者ご自身がもっとも感化された本として、『失敗の本質』を挙げられていたことです。

「よくある「経営者はこうすべき」「会社とはこうあるべき」と戯言を述べている本を読むぐらいなら、

 この本を1冊読むだけで十分だろう」というご指摘も、納得できるところがありました。


そして、何よりも、本書の最後に書かれていた次の記述が、私にはもっとも印象に残りました。

『本は、人生の局面において大きな決断をするときの判断材料となる。

 だが、読んだ本をどう生かすかは、人それぞれなのである。』

はぃ、本との付き合い方も、人それぞれなのではないかと思います‥‥。