今日は町立図書館に行って、6月18日(日)から6月24日(土)までの
朝日新聞一面コラム「折々のことば」を、まとめ読みしてきました。
この一週間で印象に残ったのは、6月23日(金)と6月24日(土)の「ことば」でした。
まず、6月23日(金)は、ウィンストン・チャーチルの
「Myself‥‥Which self should I be today?」という「ことば」で、
いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありました。
『戦時下に英国首相に就任した政治家は妻に“Be yourself”(自分に正直に)と言われ、
「正直に? さて今日はどの自分になるとするか」と惚(とぼ)ける。
対ドイツの最終戦略に迷っている時は「迷いがあるから賢くなれる」と言われた。
危機に際してのこのパートナーシップ。
J・ライト監督の映画「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」(字幕・牧野琴子)から。』
う~む、なるほど‥‥。「迷いがあるから賢くなれる」ですか‥。
哲学者・池田晶子さんの「悩むな、考えよ。」という名言を思い出しました‥‥。
悩めるときにこそ、とことん考えると、人はわずかながらでも賢くなるのかもしれません。
チャーチルの奥さんは、ひょっとしたら「哲学者」だったのかも‥‥?