旅の疲れも取れて、元のペースに戻ってきたので、
今日は町立図書館に行って、8月13日(日)から8月19日(土)までの
朝日新聞一面コラム「折々のことば」を、まとめ読みしてきました。
この一週間で印象に残ったのは、8月15日(火)と8月18日(金)の「ことば」でした。
まず、8月15日(火)は、ウィリアムズ郁子さんの
「自分が生まれた家に壊れているところがあれば、今その家で生きる自分が直すことが必要であろう」
という「ことば」で、いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありました。
『昭和天皇逝去のまさにその日に渡英した日本人女性は、
東南アジアで日本軍による残虐行為を受けた捕虜の証言を添えた
地元メディアの否定的な論調に衝撃を受けた。
昔ある演説で聞いた言葉に背を押され、英国で牧師となって元捕虜らの苦難を聞き、
謝りきれぬ自分の思いを伝える、そんな時間を重ねた。本紙6月1日夕刊の記事から。』
う~む、なるほど‥‥。今日の言葉は、「当たり前のようで、実はとても重い言葉」だったのですね‥。
鷲田さんの解説を読んで、そう感じました。
なぜか「負荷ありし自己」、という言葉を思い出しました。