先日、NHKで放映された「TULIP50年の軌跡〜密着 ラストツアー〜」を視聴しました。
私が高校を卒業してから、来年で50年になります。
ですから、チューリップの歩みは、そのまま私の人生の歩みでもあります。
チューリップの数多い名曲の中でも、私を強く支えてくれたのは「サボテンの花」でした。
京都での大学浪人生活も終盤を迎え、受験を間近に控えてきたころ、ラジオからこの曲が流れてきました。
♬ この長い冬が終わるまでに 何かを見つけて生きよう
何かを信じて生きてゆこう この長い冬が終わるまで
当時はこの歌詞に、「希望」を見つけたような気がしました。
ツアーはこれからも続くそうですが、50年間、お疲れさまでした。そして、ありがとうございました‥‥。
もう一つ、同じくNHKで放映された
ドキュメント72時間「異国の地のアフガニスタン食堂で(完全版)」には、
感銘を受けた言葉がありました。
それは、アフガニスタンで長らく迫害を受けてきた少数民族、ハザラ人の若者の言葉です。
・人道支援を行っているNGOに参加したいと思っている彼ら自身も
生活は厳しいはずだけど、どうしてそこまで?
→「自分のためだけに生きていても幸せにはなれないです。」
・あなたは自分をアフガニスタン人だと思っている?
→「私は一人の人間だと思っています。人種なんて関係ないです。」
→「人間は希望があるから生きていけるんです。僕は希望を持って前に進み続けるつもりです。」
どちらの番組も、「希望」が、私にとってのキーワードだったと思います‥‥。