今朝の「NHK NEWS おはよう日本」で、「長渕剛自然塾」のことが紹介されていました。
「長渕剛自然塾」とは、デジタル世代の子どもたちに、ふるさと鹿児島の大自然を全身で感じて欲しいと、
全国から24人の小学生を霧島市に集めて長渕さんが開催した、3泊4日のサマースクールのことです。
番組の中で長渕さんは、次のようなことを語られていて、私はとても感銘を受けました。
『僕は、自分自身っていうのはないな、もう。
誰かのために生きたい。誰かのために生きるということを、感じながら生きたいですね。
自分のため自分のためと生きた20代は、決して幸せではなかったです。限界がありますよね。
ところが、人のために、こいつのためにと思うと、気力が伸びるんですよ。
生きる気力や、生きようとする気力がね。結局、自分に返ってきますよね。
そこを探し求めて、生き続けていきたいと思います。
やがて、こうなりますから。(キャンプファイアのたき火を指して)燃え尽きる。』
また、長渕さんは次のようなことも語られていました。
『僕が彼らと同じくらいの年のころ、もっと豊かだったんですよ。本当に心が豊かだった。
今を嘆いてもしょうがないんですけど、その豊かさっていうのは、いったい何かと。‥‥』
「その豊かさ」とは、故郷の山や川、海といった自然、さらには温かい地域のコミュニティー‥。
私と同世代の長渕さんがご指摘のとおり、私たちが子供の頃は、
国民皆が貧しかったかもしれないけれど、心はたしかに豊かだったように思います。
さて今夜は、長渕さんが番組の中で唄っていた「夕焼けの歌」を聴いてみようかな‥‥。