しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

純度の高い挑戦の尊さ

昨日は地区の公民館で、午前8時から午後6時過ぎまで

氏神神社の御供米料や御初穂料などの集金作業に従事してきました。

エクセルを本格的に使うのは現役の頃以来でしたが、無事に作業を終えることができました。

少しでも役に立ててよかったです‥。


さて、今日の日経新聞一面コラム「春秋」は、

大リーグ・大谷翔平選手のドジャーズとの契約金額に関する内容でしたが、

そこには次のようなことが書かれていました。


『評論家の小林秀雄は1959年元旦、「スポーツに思う」という随筆を本紙に寄稿した。

 決められた規則や方法を楽しみながら、個性を発揮するわけに思いをはせる。

 「勝つとは、実は相手に勝つことではなく、自分の邪念に勝つことだと本能的に承知している」。

 それがスポーツ精神の極意に達した選手の姿だと説いた。

 世相に目を転じれば、今年も重苦しいニュースが相次いだ。

 年の瀬が迫る日本の政局を揺るがすのは、政治資金を巡る裏金疑惑。

 いかなる邪念ゆえの振る舞いか。

 ルールを逸脱する醜聞にため息が出そうな気分を、アスリートたちの活躍の報が温めてくれる。

 大谷選手はその頂にいるひとり。純度の高い挑戦の尊さを思う。』


なるほど‥‥。

スポーツ精神の極意とは、「自分の邪念に勝つこと」なのですか‥。そうなのかもしれません。

また、「挑戦」には「純度の高低」があることを、コラム読んで認識した次第です‥‥。