一昨日は公民館行事が終了後に懇親会があり、
私はその場で飲みすぎで、昨日は二日酔いに苦しんでいました。
本人にはそんなに飲んだという自覚はないのですが、それにしても情けない限りです。
さて、今日の日経新聞に、イスラエルのガザ侵攻に関して、英王立国際問題研究所所長である
ブロンウェン・マドックス氏へのインタビュー記事が掲載されていて、
そこには次のような印象深い質疑応答がありました。
Q 自衛の尺度として「均衡性」が定められている。
A 均衡性は双方の死者数の割合といった単純な話ではない。
イスラエルは自国を守るため、ハマスの脅威を消すための行動が正当化される。
それでも、国際法に従う姿勢を示す必要がある。イスラエルは非常に強い感情に動かされている。
自衛はこの国の文化の基本だ。厳しい隣人関係のなかで自らを守らなければならない。
A 国際法違反だといって紛争を止められるなら、ウクライナでの戦争はそもそも起きなかった。
ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区に(国際法に違反する)ユダヤ人入植地がつくられることもなかった。
軍事作戦を続ければ世界の支持を失うという難しい立場にある。
だが国際法を守ることがイスラエルの利益になると説得する必要がある。
イスラエルへのメッセージは明確になった。
民間人を殺し続けて世界の支持を維持することはできないということだ。
Q イスラエルが攻撃された当初の国際社会の同情的なムードは変わってきたようにみえる。
A ガザでの民間人犠牲者の増加、そして戦略に対する疑問が背景にある。
ハマスは人の集団であると同時に思想でもある。人と違って思想を死なせることはできない。
う~む、なるほど‥‥。ハマスは思想なのですか‥。
「人と違って思想を死なせることはできない。」
これは忘れられない言葉になりそうです‥‥。