もうここまでくると、笑ってしまいそうな寒さです。
そして、吹く風は、まるでカミソリのような切れ味です。
さて、昨日の続きです‥。
12月13日(水)の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、ヨネヤマママコさんの
「十の絶望もたった一つの希望で御破算にしていけるような大らかな心があったなら、
どんなによかっただろう。」という「ことば」で、
いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありました。
『若き日「契約結婚」を試みたパントマイマー。
愛と結婚、意識と肉体の落差、「女」という足枷(あしかせ)に苦しみ、ついに米国に脱出した。
彼(か)の地で長く格闘したのも「自分のわがままに市民権を与えたかった」からだと言う。
さらに荷物は「重い方がいい。とにかく、持って歩くのだ」と言い切る。
半生記「砂漠にコスモスは咲かない」から。』
う~む‥‥。「荷物は重い方がいい。とにかく、持って歩くのだ」ですか‥。
こちらもカミソリのような切れ味を持った、鋭利な「ことば」だと思います。
残念ながら私には、この「覚悟」がありません‥‥。