しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

健康が第一

前立腺と左足の治療が続いています‥‥。


仕事がお休みだった昨日は、午前中は掃除・洗濯などの家事を済ませ、

午後からは松山市泌尿器科へ‥。いつものように検尿検査と4週間分のお薬をもらって、

今度は、市駅からバスに乗って、市内城北にある整体へ‥。帰宅したのは午後7時30分でした。

そして、今日は午前中に、かかりつけの町内の整形外科へ‥‥。


「一病息災」という四字熟語を、電子辞書の広辞苑で調べると、

『持病が一つくらいある方が、無病の人よりも健康に注意し、かえって長生きできるということ。』

という解説がありました。

でも、身体に複数の故障を抱え、これに痛みが付いてくると、

なかなかポジティブな思考になることができません。やはり、人間は健康が第一ですよね‥。


さて、今晩は、ラグビーワールドカップの「日本」対「サモア」の試合が予定されています。

ラグビー日本代表のプレーから、困難な局面にあっても、「前を向く姿勢」を学びたいと思います。

摩訶不思議なチーム

ラグビーワールドカップに夢中になっている間に、

我が阪神タイガースは、どさくさに紛れての(?)連勝で、いつの間にかCS進出を決めていました。

私的には、もうとっくの昔に、今シーズンのAクラス入りは諦めていたのに‥‥。

阪神タイガースというチームは、本当に「摩訶不思議なチーム」だと思います。


左足の痛みがなかなか引かず、身体的には絶不調なのに、

ラグビー日本代表阪神タイガースの活躍で、精神的にはハイテンションの日々が続きます。

ひょっとしたら、ラグビー日本代表はベスト8どころか決勝に、

阪神タイガースはCSを突破して日本シリーズに進出しているかもしれません‥‥。


こんなことを夢見ている私を、一笑に付しているあなた‥‥。

「この世の中、何が起きるのか、やってみないと分からない」と、私は固く信じています。(苦笑)

ショックな出来事

今日はとてもショックな出来事がありました。

古いバージョンのエクセルファイルを加工修正し、新たな資料を作成していたところ、

どういうわけかそのファイルの保存に失敗し、

約2時間をかけて作った内容が、跡形もなく消えてしまったのです‥‥。


う~む‥‥‥。(絶句) 悔しいというか、情けないというか‥‥。

ショックのあまりそれ以降、仕事へのモチベーションが、一気になくなってしまいました。

こういう時って、どうしたら平常心を取り戻すことができるのかしら‥‥?


スカーレット・オハラの「Tomorrow is another day」ではありませんが、

今日の「ショックな出来事」はもう忘れて、明日また考えることにします‥‥。

止められない理由

日経新聞で連載が続いていた野中郁次郎一橋大学名誉教授の「私の履歴書」は、

昨日がその最終回でした。そこには、次のようなことが書かれていました。


『7月1~2日、スコットランドエディンバラで開かれたコンファレンスに参加した。

 テーマは「新しい啓蒙」。米英のビジネススクールなどが共催し、

 学者、政策担当者、経営者ら約300人が集まった。自国を優先する「新重商主義」が広がる今、

 資本主義とグローバルな秩序をいかに作り直すかを論じた。

 会場は、経済学の父と呼ばれるアダム・スミスの旧宅である。

 アダム・スミスは「国富論」で自由競争の効用を説く一方、

 「道徳感情論」ではシンパシー(同感)の大切さを訴えた。

 他者への同感というディシプリン(基盤)があって初めて市場競争が意味を持つ、

 というのがスミスの思想だ。ところが、株主資本主義や金融資本主義がまん延し、

 人々から同感が抜け落ちている。今こそスミスの原点に戻ろうという意図が込められた。

 人工知能(AI)が普及し、デジタル化が進むにつれ、逆に暗黙知の存在が意識されている。

 今の時代はAIと人間・自然、アナログとデジタル、モノとコトとのダイナミックな両立が重要だ。

  ~ (中略) ~

 最後に一言。人間の本質は、デカルトのいう「我思う、故に我あり」の一人称ではなく、

 共感する二人称の行為にある。二項対立ではなく、

 対立と協調を両立させる「二項動態」の関係性こそが創造性の源泉だ。

 他者との出会いを通じた自在な意味づけ、価値づけのただなかで、

 新たなアイデアや概念は湧き出てくる。「共創」に手抜きは許されない。

 平凡な私は、自分に欠けるものを持つ人と「いま・ここ」の文脈で学際的にペアを組んで対話を重ね、

 実践的な経営学の理論化を試みてきた。人間の生き方を踏まえながら、共通善に向かって

 知の共創をしない限り、米国流の経営学は超えられない。』


この1か月、まるで経営学の入門講座を受講しているようで、大変勉強になりました。

今日からは、日経新聞電子版「経営者ブログ」でお馴染みの、

鈴木幸一・IIJ会長の「私の履歴書」の連載が始まったので、こちらも楽しみに読みたいと思います。


ところで、定年退職後に給与所得が大幅に減少し、それに伴い、自分のお小遣いも少なくなって、

一時期、日経新聞とその電子版の購読を止めようかと思ったことがありました。

でもやっぱり、この「私の履歴書」をはじめとした文化欄、「経済教室」、

「リーダーの本棚」、そして読書欄の書評など、その魅力は捨てがたく、今日まで購読が続いています。


今日から消費税が10%に増税となりましたが、新聞は軽減税率の対象とのことなので、

生活がよほど苦しくならない限り、生涯学習自己啓発のために、

そしてなによりも、この日記を書き続ける「教材」とするために、購読を続けようと思っています。

思い返すときめき

やっぱり無理でした‥‥。

いつものように午前5時に起きて、お弁当を作ったまではよかったけれど、

可燃ゴミをその収集場所へ運ぶのに、左足が痛くて歩行がままならず、

今日は仕事に行くことを止めにしました。


そして、いつもの整形外科の先生の所に行き、痛み止めの注射を打ってもらい、

温湿布と飲み薬を処方してもらいました。

この時間になって、ようやく痛みが和らいできたので、

明日はなんとか頑張って仕事に行きたいと思います。


さて、話は変わりますが、今月28日のNIKKEIプラス1「元気のココロ」では、

『思い返すときめき 脳を活性化』というタイトルで、次のようなことが書かれていました。


『かつて夢中になっていたアーティストの曲が流れて、

 当時のときめくような思いがよみがえることがある。旧友に会って思い出ばなしに花が咲き、

 楽しくなるだけでなく、なんだか気持ちまで少し若返ったような気分になることもあるだろう。

 宿敵だった相手でも、同じ時代を生きた仲間という感じになることもある。

 こうした効果を利用した心理療法に「回想法」と呼ばれるものがある。

 1960年代に米国の精神科医で老年学者であるロバート・バトラーさんが提唱したものだ。

 この療法の正式な対象者は高齢者で、新しい記憶を保つことが艱難となった状態でも、

 若い頃の記憶は保持されていることが多い特徴を活用している。

 昔の事を思い出して言葉に出してみたり、

 過去に自分と似たような体験をした人の話を聞いたりすることが刺激となり、

 脳への情報の出入りが増える。その結果、脳全体が活性化し、満足感や自尊心も高まり、

 認知症の進行の予防にもつながるという。 ~ (中略) ~

 あわただしく過ぎ去っていく日常の生活、ひととき急ぐ足をとめて、

 頂上ばかりでなく、時には登ってきた景色を見下ろして楽しんでみてはどうだろうか。

 これから先を歩んでいくためのエネルギーも蓄えられるかもしれない。』


う~む、なるほど‥‥。「回想法」は認知症の進行の予防にもなるのですね‥‥。

私が懐かしいフォークや加山雄三さんの曲を聴いていると、

妻は「思い出に浸りすぎる」と指摘するけれど、これからは正々堂々と聴くことにしようかな‥‥。

そして、記事に書かれているように、自分が登ってきたこれまでの「人生の景色」を見下ろして、

これから先を歩んでいくエネルギーを蓄えたいと思います。