しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

ビジネス教養を磨く

今日の日経新聞「キャリアアップ」面は、
「ビジネスに効く教養 何磨く?〜自分の視点身につけて」でした。
どんな分野の知識を得ることが教養につながるかを
ビジネスパーソン1000人にアンケート調査したところ、
上位10分野は、次のような結果となっています。

 1位 日本史全般  2位 経済学    3位 日本文化の知識
 4位 世界史全般  5位 現代文学全般 6位 経営学
 7位 英語     8位 スーツ    9位 音楽全般
 10位 正しい日本語

記事によると、この調査結果からは、次の3つの特徴が読み取れるそうです。
第1は、実学志向。
 「経済学」(2位)、「経営学」(6位)、「英語」(7位)といった、
 仕事に直結する分野が順当にランクイン。

第2は、日本人らしさの再確認。
 「日本史全般」(1位)と「日本文化の知識」(3位)がトップ3に入った背景には、
 グローバル化が進む中、日本のことをしっかり知り、
 語れるようにしたいといった意識がうかがえる。

第3は、大づかみに理解したい欲求。
 1位に選ばれた「日本史全般」のほか、
 「世界史全般」(4位)、「現代文学全般」(5位)、「音楽全般」(9位)のように
 「幅広く全体像をつかみたい」というニーズが高い。

教養を身につけることの重要性は、
社会人になってから、身に染みて分かることだと思います。
私は、大学時代にこそ、
もっと一般教養(リベラルアーツ)を勉強しておけばよかったと日々反省しています。

また、教養がある人は、多くは人物的にも素晴らしい人で、
その教養を自慢することもありません。
「教養を磨く」ということは、すなわち「人物を磨く」ことなのかもしれません。

補足になりますが、
日経アソシエ」2月号の特集は、「今、知るべき教養」でした。
こちらも大変役に立ちます。

日経ビジネス Associe (アソシエ) 2013年 02月号 [雑誌]

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