私は、簡単な料理しか作ることができません。
カレーライスはその中のひとつで、月に一度ぐらいの頻度で作っています。
8〜9皿分を一度に作り、2〜3日間、カレーライスを黙々と食べ続けます。
それでも父は、毎回「美味しい、美味しい。」と言って食べれくれます。
昭和3年生まれの父にとっては、カレーライスは御馳走なのです。
我が家でいつも使うルウといえば、ハウス食品の「ジャワカレー」(辛口)。
そのハウス食品のことを、先般の「カンブリア宮殿」で放送していました。
ハウス食品のルウは、業界で6割の圧倒的シェアを占めるそうですが、
その強さの秘密について、番組HPでは次のように紹介していました。
『なぜハウスのカレーが支持されるのか?そこにはち密な戦略があった。
実はルウのラインナップは、年代別の嗜好に合わせた商品を構成。
これによって、子供の頃は甘みの強い「バーモントカレー」を食べていても、
いつしか辛さやこくを味わえる「こくまろカレー」、「ジャワカレー」へと移っていくという。
さらに、定番ブランドでさえも3年に1度は味を改良。
主婦に支持されるよう、容器まで徹底研究、進化させているのだ。』
なるほど…。そんな長期的な戦略があったのですね。
確かに我が家でも、娘が小さい頃は「バーモンドカレー」を食べていました。
そうすると、そろそろ孫娘のために、
今の「ジャワーカレー」から「バーモンドカレー」に再び変更することになりそうです。
う〜ん、恐るべき「ライフサイクル戦略」……。
ところで、ハウス食品は創業100年の老舗企業だそうです。
100年後もカレーライスは、「国民食」としての地位を保っているのでしょうか?
100年後にはどんな味に変化しているのかな?
日記を書いているうちにカレーライスが食べたくなってきました。
今週末は久しぶりにカレーライスを作ることにします。