NHKテレビテキスト、100分de名著『華氏451度~レイ・ブラッドベリ』は、
今月4日に読み終えて、その感想文をこの日記に書いたところですが、
昨日、NHKEテレで放映された『第3回 自発的に隷属するひとびと』を視聴してみると、
「本の価値」についての印象深いトークがあり、改めてテキストを読み直してみました。
主人公モンターグの4人目の教師である、密かに本を愛し続けるフェイバー教授によと、それは次の3つ。
①情報の本質
②それを消化するための時間・余暇
⓷それらを学んで行動を起こすための正当な理由
テキストには、「これら①②⓷のすべてがそろって初めて、本には価値が生じるのだ」と書いてありました。
大事なのは「本の内容」と「考えること」と「その二つを活かして行動を起こすこと」‥‥。
私には、本を読んでも、最後の「行動を起こすこと」が伴っていないことを、
改めて自覚し、と同時に深く反省をした次第です‥‥。
やはり、「100分de名著」は、「テキストを読み」、そして「番組を視聴する」、
この二つの行為を実践することによって、より高い相乗効果がもたらされるのですね‥‥。