しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

「本の価値」を考える

NHKテレビテキスト、100分de名著『華氏451度~レイ・ブラッドベリ』は、

今月4日に読み終えて、その感想文をこの日記に書いたところですが、

昨日、NHKEテレで放映された『第3回 自発的に隷属するひとびと』を視聴してみると、

「本の価値」についての印象深いトークがあり、改めてテキストを読み直してみました。


主人公モンターグの4人目の教師である、密かに本を愛し続けるフェイバー教授によと、それは次の3つ。

 ①情報の本質

 ②それを消化するための時間・余暇

 ⓷それらを学んで行動を起こすための正当な理由


テキストには、「これら①②⓷のすべてがそろって初めて、本には価値が生じるのだ」と書いてありました。

大事なのは「本の内容」と「考えること」と「その二つを活かして行動を起こすこと」‥‥。

私には、本を読んでも、最後の「行動を起こすこと」が伴っていないことを、

改めて自覚し、と同時に深く反省をした次第です‥‥。


やはり、「100分de名著」は、「テキストを読み」、そして「番組を視聴する」、

この二つの行為を実践することによって、より高い相乗効果がもたらされるのですね‥‥。