第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は今日、米マイアミで決勝が行われ、
日本が「3」対「2」で前回王者の米国を下し、3大会ぶり3度目の優勝を果たしました。
米国の打線は、どの選手からもホームランが飛び出しそうで、
試合開始から試合終了までの約3時間20分、私はずっと緊張の連続でした。
事実、米国の2点はいずれもソロホームランでした。
日本が勝ててよかったけれど、肩が凝りました‥。これで負けていたら寝込んでしまったかもしれません。
さて、WBCをテレビ観戦後、午後から町立図書館に行って、3月12日(日)から3月18日(土)までの
朝日新聞一面コラム「折々のことば」を、まとめ読みしてきました。
この一週間で印象に残ったのは、3月12日(日)と3月14日(火)でした。
まず、3月12日(日)は、田口俊樹さんの
「経験でしかものを言えなくなる人生は寂しい。」という「ことば」で、
いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありました。
『中学時代、島崎藤村の「破戒」を読み、
本を読まないと知ることのできないことが数多くあることに衝撃を受けたと、翻訳家は語る。
本は人の視野の狭さを、歪(ゆが)みを教えてくれる。
もちろん読書だけだと頭でっかちになるが、体験が世界のすべてとなれば思考はしなやかさを失う。
「読書遍歴を語る 通訳者・翻訳者の本棚」(「通訳翻訳WEB」2021年3月17日配信)から。』
はぃ、私も経験だけでものを言わないよう、気を付けたいと思います‥。
もっとも、人に語るような人生経験は少ないのですが‥‥。