昨日の続きです‥。
6月2日(金)の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、易八大〈いはちだい〉の
「雨垂れ石をうがつ。微力でも積み重ねて吉」という「ことば」で、
いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありました。
『新聞の運勢欄に出ていた11月生まれの人の運勢。
そういえば働き者の義母の口癖が「こつこつ」、商いも勉学も「蟻が餌を拾うように」だった。
厄介なのは欲望や嗜好(しこう)。くり返すたびにエスカレートし、同じ快では満たされなくなる。
だがそれも、しばし断たれるうち元の鞘に戻る。僅少でも満たされる。退院後の最初の一滴は至福の味。
人において反復は一筋縄ではいかない。』
普段、私は、新聞の「運勢」欄に目を通すことはまったくありませんでした。
というか、それが紙面のどのあたりに掲載されているのかさえ知りませんでした。
ちなみに、今日の愛媛新聞「生活」欄に掲載された二世・易八大の「きょうの運勢」には、
12月生まれは「行き違い運。約束事や計画には念には念を入れて」と書かれていました。
これからは、この運勢欄にも目配りしたいと思います。
「雨垂れ石をうがつ」‥。
毎日目を通すことで、ひょっとして人生の転機が訪れるかもしれませんから‥‥。(苦笑)