梅雨明けを思わせるような厳しい暑さとなりました。
外が暑そうなので、買い物に行くのを止め、家の中で過ごしましたが、その家の中も低温サウナのようでした。
さて、昨日、NHKで放映された「映像の世紀バタフライエフェクト」の
「JFKをつくった3人のケネディ」を視聴しました。
前週の「チャーチルVSヒトラー」も秀逸な内容でしたが、今回はそれを上回る、見応えのある番組でした。
「3人のケネディ」とは、ウォール街の相場師として富を築き、財力でジョンの選挙戦を支えた父ジョセフ、
知性と気品で理想の夫婦像を作り上げた妻ジャクリーン、
汚れ仕事を引き受け参謀となった弟ロバートのことで、家族の強い絆を番組から感じ取った次第です。
そして、番組のなかでは、ポール・サイモンが唄う「サウンド・オブ・サイレンス」(1964年)と、
暗殺されたダラスでケネディが演説予定だった「読まれることのなかった言葉」が、強く印象に残りました。
『不満やいらだちに満ちた世界において、アメリカのリーダーシップは、
学問と理性の光に導かなければなりません。
この国に住む我々は、選択というよりも宿命によって、世界の自由の壁を守る万人です。
したがって自らの権力と責任にふさわしく、知恵と抑制をもって力を行使できるように。
そして、あらゆる時代において願われてきた
「地上の平和と人に対する善意」というビジョンを達成できるように、私たちは願っています。』
「銃を持つ民主主義」も、アメリカの「選択というよりも宿命」なのでしょうか‥?
できれば、銃や兵器なしに「地上の平和と人に対する善意」が達成できればいいのですが‥‥。