しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

思いつきはひらめき

今日は町立図書館に行って、7月2日(日)から7月8日(土)までの

朝日新聞一面コラム「折々のことば」を、まとめ読みしてきました。


この一週間で印象に残ったのは、7月2日(日)と7月8日(土)の「ことば」でした。

まず、7月2日(日)は、梅棹忠夫さんの「悔しかったら思いついてみい」という「ことば」で、

いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありました。


『梅棹の言っていることはただの思いつきにすぎない‥‥。

 民族学の泰斗はよくこう揶揄(やゆ)された。だが、思いつきはひらめきだとやり返す。

 それは宇宙線のように誰にでも降り注ぐが、多くはそれを捉え、料理できずにいる。

 だから独創的な構想も生みだせない。

 偉い学者の説を鎧のように着込むのが学問ではないと一蹴した。

 「梅棹忠夫 語る」(聞き手・小山修三から。)』


う~む、なるほど‥‥。「偉い学者の説を鎧のように着込むのが学問ではない」ですか‥。

大学で法律を学んでいた頃、教科書に書かれていた学説を、まるまる信じ込んでいたことを思い出します。

ご指摘によると、私は到底、「学問をする」といったレベルではありませんでした。

それは、受験勉強の延長でしかありませんでした‥‥。(反省)