しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

「リスクの分散」を考える

今日は町立図書館に行って、7月16日(日)から7月22日(土)までの

朝日新聞一面コラム「折々のことば」を、まとめ読みしてきました。


この一週間で印象に残ったのは、7月16日(日)と7月21日(金)の「ことば」でした。

まず、7月16日(日)は、想田和弘さんの

「本人確認できる手段は複数ないと大変なことになると思います。」という「ことば」で、

いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありました。


『自分が誰であるかを証明する文書が手許にない時に、自分が誰かを相手に納得させるのは難しい。

 IDカード、運転免許証、健康保険証と、複数の証明書を持ち合わせること。

 そんな「リスクの分散」という発想が重要だと、映画作家は言う。

 そういえば乱流する未来を案じ、子どもらに別々の外国語を学ばせた家族の話を聞いたことがある。

 6月28日発信のツイッターから。』


う~む、「リスクの分散」って、そんなものかな‥。

私は、過去に二度、複数のカードが入った財布を落とし、その後の対応に苦慮したことがあります。

だから、本人確認ができる大切なカードは逆に、なるべく分散して持ち歩くことにしています。

もうひとつの外国語の話に関しては、

「2067年には日本の人口の10.2%が外国人になる」という報道を耳にすると、

「リスクの分散」とはちょっと観点が違うかもしれないけれど、

複数の外国語を日常的に会話できることが、これからは必須になるのではないかと思います‥‥。


追記

昨日の「災害体験講座」で私の隣に座っていた小学5年の女子児童。

今日は町立図書館で、本を真剣に探している姿を見かけました。

昨日は一人で参加していたし、今日も一人でやってきたようです。

向学心が旺盛なようで、将来が楽しみです‥‥。