今日で10月も終わりです‥。新聞一面コラムには、気になる記述が二つありました。
まず、日経新聞一面コラム「春秋」には、次のようなことが書かれていました。
『‥‥10月が終わって、秋も深まる。
今年の夏日の数はタイ記録どまりかと勝手に思い込んでいたのだが、そう単純にはいかないようだ。
11月初めに季節外れの陽気が見込まれるという。文化の日の予想は25度。
霜月の夏日は過去にも例があるとはいえ、
新記録を刻む141回目となれば、やはり地球の沸騰を思わざるを得ない。
先週に二十四節気の霜降を迎え、来週はもう立冬だ。暦の上の気候と体感のズレは、広がる一方に感じる。
夏日だって、季語としては「夏の日」といった意味合いである。
それが今年は3月から観測され始め、ひょっとしたら11月までというのだ。
夏の日が9カ月にもわたれば、春秋の立つ瀬がなくなりそうで心配になる。‥‥』
はぃ、「季節外れの陽気」もさることながら、こちらでは雨が全く降りません。
このままでは、冬場の渇水が心配です‥‥。
次に、愛媛新聞一面コラム「地軸」には、次のようなことが書かれていました。
『‥‥こちらはどこで無縁となったのか。21歳の6割が「この1カ月に読んだ本は0冊」―。
2001年生まれを対象とした文部科学省の追跡調査でこんな結果が出ていた。
10歳当時には「0冊」は1割だったのだが。
読書週間も序盤。今年の標語は「私のペースでしおりは進む」。
タイムパフォーマンス(タイパ)が重視され、動画の倍速視聴も当たり前の世の中。
だからこそ、若者には本の世界に浸る時間の貴重さも知ってほしい。』
そうですね。若い方には、一日数ページでもいいから、良書を読まれることをお勧めします。
本は最も「コスパ」に優れていると、私は思っていますから‥‥。