昨夜は寝床に入ったものの、足元が冷えてなかなか温まらず、何度もトイレに駆け込むことになりました。
一瞬、また急性前立腺肥大が再発したのではないか、と悪い予感が頭をよぎりましたが、
午前2時を過ぎてからようやく眠りにつくことができました。今日はすっかり回復しています‥。
さて、昨日の続きです‥。
11月7日(火)の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、石井哲代さんの
「一人が一度に背負う悲しみには限界があります。
だから仲間が一緒に引き受けて、一人の深い憂いに寄り添うの。」という「ことば」で、
いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありました。
『人は死んだら終わりではない。同じ時間を過ごした仲間が覚えていてくれるなら、その人はまだ居る。
年に一度開く「偲(しの)ぶ会」も、だから各自が背負う悲しみを共に乗り越えてゆく集いなのだと、
元小学校教員は言う。そうして欠けた三日月のような自分を満月にしてゆくのだと。
石井と中国新聞社の共著「102歳、一人暮らし」から。』
はぃ、「欠けた三日月のような自分を満月にしてゆく」というのは、素敵な文章表現ですね‥。
そして、背負う悲しみを共に乗り越えてゆく仲間がいらっしゃるのは、とても羨ましい限りです‥‥。
追記
先日、NHKで放映されたドキュメント72時間「長野 タカを見上げる峠で」は、
いつものように素晴らしい内容でした。
恥ずかしながら、タカがエサを求めて東南アジアへ向かう渡り鳥であることを番組を観て初めて知りました。
この番組では、番組に登場する人が語る「短くも奥深い一言」に、私はいつも涙してしまいます‥‥。