この日記で読書感想文などを書く時に、
どのように自分の気持ちを表現すればよいのか、
いつも悩む言葉があります。
ある文章や片言隻句に感動した場合に、
私の場合は「印象に残っています」という、
ごくありふれた言葉を使いますが、
「物事や感覚が忘れられなくなること」の意味で、
例えば「まぶたの裏に焼きつく」という言葉の類語を調べてみると、
次のようにたくさんあることが分かりました。(出典はWeblio類語辞典)
「頭に残る」、「頭から離れない」、「脳裏に焼きつく」、「耳に残る」、
「肌に残る」、「脳裏に刻まれる」、「心に刻まれる」、
「脳裏から離れない」、「目に焼きつく」、「脳裏に刻み込まれる」、
「胸に焼き付けられる」、「胸に残る」、「脳裏にこびりつく」
う~む、こんなにたくさんあったのですね……。
こうなると、逆にどの言葉を選んだらよいのか迷ってしまいます。
それはさておき、
改めて感じたのは、上記の言葉は、
「頭」、「脳」、「耳」、「肌」、「心」、「目」、「胸」という
人間の身体の一部を使って表現しているということです。
ということは、人間は、
身体全体で「感動を理解する存在」であるということ……です。
当たり前といえば当たり前なのかもしれませんが、
ちょっと新鮮な驚きでもあります。
次にこの日記で書く読書感想文は、
このなかの言葉を選んで使ってみたいと思います。
ところで、言葉といえば、
絵本の大好きな孫娘は、「ぞうさんのあめふりさんぽ」という絵本を
一人で声に出して読めるようになりました。
一所懸命に何かに取り組んでいる姿は、
そばで見ていて気持ちがいいものです…ね。