しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

勉学は本人次第

忌中の期間が経過したので、今朝は約3か月ぶりに氏神神社の清掃活動に参加しました。

雨模様のお天気で、落ち葉も濡れていたので、久しぶりに持つ竹箒は重たかったです‥。


そして午後からは町立図書館に行って、6月4日(日)から6月10日(土)までの

朝日新聞一面コラム「折々のことば」を、まとめ読みしてきました。


この一週間で印象に残ったのは、6月5日(月)と6月9日(金)の「ことば」でした。

まず、6月5日(月)は、駒敏郎(こまとしお)さんの

「勉学に関しては、進むべき方向とそのための最大限の便宜を与えるだけで、

あとはまったく好きなようにさせていた。」という「ことば」で、

いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありました。


『塾生だった福沢諭吉をして、貧書生ではあるも

 「知力思想の活発高尚なることは王侯貴人も眼下に見下すという気位(きぐらい)」だと言わしめた

 幕末の大坂の適塾。塾主・緒方洪庵は勉学は本人次第としたから、塾生らは塾の書物を読み尽くせば、

 物足りなくなって洪庵の話を聞きに行ったと作家は記す。奈良本辰也編「日本の私塾」から。』


小学6年生の孫娘は、娘曰く、相変わらずマイペースで、塾での勉強も「のらりくらり」だとか‥。

「勉学は本人次第」は、どうやら昔も今も変わらぬ「理法」のようです‥‥。