今朝の「NHKニュースおはよう日本」に、児童絵本作家の角野栄子さんが登場されていました。
〝一人ひとりに魔法を〟というタイトルの番組のなかで次のようなことを述べられていて、
私は深く感銘を受けた次第です。
『‥‥好きなものを見つけられる人は幸せだと思う。
それをコツコツ築き上げたいったときにその人の〝魔法〟になると思う。
子どももそういうふうに好きなものが見つけられたら、絶対大人が口を出さないことだと思った。
何かいるじゃない、汚い虫なんかが大好きな子ってのが、いるじゃない。
そこからすごく壮大な世界が生まれてくるかもしれない。』
この角野さんの言葉を聞いて、『ルリボシカミキリの青~福岡ハカセができるまで』における
福岡伸一さんの次の言葉を思い出しました。
『‥‥大切なのは、何かひとつ好きなことがあるということ、
そしてその好きなことがずっと好きであり続けることの旅程が、驚くほど豊かで、
君を一瞬たりともあきさせることがないということ。
そしてそれは静かに君を励ましつづける。最後の最後まで励ましつづける。』
両者に共通するのは、長い人生において「好きなもの、好きなことを見つけることの大切さ」‥。
今年の4月には中学生になる孫娘には、ぜひ「好きなもの、好きなこと」を見つけて、
それを大切に育ててほしいと願っています‥‥。
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