今日は、二十四節気の「雨水」です。
暦どおりに、降ったり止んだりの「雨の一日」となりました‥。
さて、『きみのお金は誰のため』(田内学著:東洋経済新報社)を読了しました。
NHKラジオ「マイ!Biz・経済展望」で、斎藤幸平・東京大学大学院総合文化研究科准教授が、
本書を推薦されていたのが購読のきっかけです。
期待どおりに面白かったので、本書もあっという間に読んでしまいました。
どうやら私は、「お金」に関する本は、夢中になって読む傾向があるようです。
ひょっとして、世に言う「守銭奴」なのかしら‥?
それはさておき、本書のなかで印象に残った格言を各章から一つずつ、書き残しておこうと思います。
・お金は、個人にとっては価値があるが、全体では価値がない(第1章)
・ムダな仕事を減らすことで、経済は発展している(第2章)
・みんなでお金を貯めることは、将来の備えにならない(第3章)
・格差のない豊かな生活を提供する人々が結果的にお金持ちになっている(第4章)
・借金する国ではなく、働けない国が破綻する(第5章)
・働くとは、お金を稼ぐことではなく、誰かの役に立つこと(最終章)
金融経済教育の最適なテキストとして、小学6年生の孫娘にも一読を勧めたいと思っています‥。
そういえば、「世界は贈与でできている」という名言もありました‥‥。