今日は半年に一度の、眼科病院の通院日でした。
半年前と比べて視力の低下はなく、網膜前膜の状態にも変化がなかったので、
引き続き経過観察することになりました‥。
さて、昨日の日経新聞文化欄に、作家の宮内悠介さんが、
「夫婦の日記」というタイトルの随筆を寄稿されていました。
その随筆の最後には、次のようなことが書かれていました。
『‥‥それにしても、なぜぼくは日記を書けるようになったのか。これが大いなる謎だった。
むろん二人でやっているからというのはあるだろう。
一冊の本に5年ぶんを記録する関係上、一日の分量が少ないというのもある。
手間としては、ミニブログに一つ投稿するくらいのものだし、逆に長く書きたくても書けない。
でも最大の理由は、もしかしたら、昔よりもこの世界が好きになり、
そして去り行く一日一日が惜しくなったからかもしれない。心境の変化というやつだ。
だとしたら、この変化はきっと悪くないものに違いない。』
なるほど‥‥。
「昔よりもこの世界が好きになり、そして去り行く一日一日が惜しくなったからかもしれない」ですか‥。
はて、私はなぜ、ほぼ毎日この日記を書くのだろう?
「この世界が好きになる」とは言えないまでも、
「去り行く一日一日が惜しくなった」のは、その理由の一つかもしれません‥。
Spotifyで山上路夫さんが作詞した曲を集めた公開プレイリストを聴きながらこの日記を書いていると、
ちょうど今、佐良直美さんの「世界は二人のために」が流れてきました。
この世界が好きになる名曲です‥‥。