しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

「絶望の数」か「希望の数」か

今日の日経新聞の3面下段に、伊集院静さんの新刊書の広告が掲載されていました。

「風の中に立て~伊集院静のことば~大人の流儀名言集」というタイトルの本です。

その広告には伊集院さんの、次のような心に染みる名言が紹介されていたので、

この日記に書き残しておこうと思います。


「吹いてくる風が頬や胸板に当たるなら、むかい風に立っていることを学びなさい」

「挨拶というものはまず短いことが肝要である」

「雰囲気だけで生きていては必ずしっぺ返しが来る」

「酒の味の良し悪しは、飲み手の心情にある」

「哀しみをやわらげてくれるのは、一番は時間である」

「一見、無駄と思える銭を使いなさい」

「〝身嗜み〟でまず必要なのは、体調だ」

「家から煙草屋までのひとときでさえ、人は何かにめぐり逢うものである」

「私は食は人であると思っている。つまり調理人、職人である」

「さよならも力を与えてくれるものだ」


私的には、「哀しみをやわらげてくれるのは、一番は時間である」と

「さよならも力を与えてくれるものだ」がお気に入りです。

広告にも書かれていましたが、伊集院さんの言葉には「人間を見つめる深い眼差しがある」と思います。


さっそく本書を「読書メーター」のマイページ「となりの知行合一くん」に、

「読みたい本」として登録しました。これで登録した「読みたい本」は、281冊になりました。

これを、「私にはとても読み切れないという絶望の数」と捉えるか、

それとも、「私にはまだまだ読む本がたくさんあるという希望の数」と捉えるか‥。

後者として捉えたいと思います‥‥。