今日の日経新聞の3面下段に、伊集院静さんの新刊書の広告が掲載されていました。
「風の中に立て~伊集院静のことば~大人の流儀名言集」というタイトルの本です。
その広告には伊集院さんの、次のような心に染みる名言が紹介されていたので、
この日記に書き残しておこうと思います。
「吹いてくる風が頬や胸板に当たるなら、むかい風に立っていることを学びなさい」
「挨拶というものはまず短いことが肝要である」
「雰囲気だけで生きていては必ずしっぺ返しが来る」
「酒の味の良し悪しは、飲み手の心情にある」
「哀しみをやわらげてくれるのは、一番は時間である」
「一見、無駄と思える銭を使いなさい」
「〝身嗜み〟でまず必要なのは、体調だ」
「家から煙草屋までのひとときでさえ、人は何かにめぐり逢うものである」
「私は食は人であると思っている。つまり調理人、職人である」
「さよならも力を与えてくれるものだ」
私的には、「哀しみをやわらげてくれるのは、一番は時間である」と
「さよならも力を与えてくれるものだ」がお気に入りです。
広告にも書かれていましたが、伊集院さんの言葉には「人間を見つめる深い眼差しがある」と思います。
さっそく本書を「読書メーター」のマイページ「となりの知行合一くん」に、
「読みたい本」として登録しました。これで登録した「読みたい本」は、281冊になりました。
これを、「私にはとても読み切れないという絶望の数」と捉えるか、
それとも、「私にはまだまだ読む本がたくさんあるという希望の数」と捉えるか‥。
後者として捉えたいと思います‥‥。