昨日に引き続き、阪神タイガースの話題です‥。
「アレ」がすぐ目の前に迫り、とうとう今日の日経新聞一面コラム「春秋」には、
阪神のことが書かれるまでになりました。
記念にその全文を次のとおり引用させていただき、この日記に残しておこうと思います。
『2008年9月に発売された伝説の雑誌がある。
「Vやねん! タイガース 08激闘セ・リーグ優勝目前号」である。スポーツ紙が刊行した。
表紙には、「強すぎてたまりません」の活字が躍る。
首位を快走していたのだが、土壇場で失速。栄冠を逃す大惨事となった。
珍本の市場価格を調べると1万円〜1万5千円もする。ちと高い。
でも、ネタに貪欲な虎党なら、思い切って入手するのも一興であろう。
「阪神半疑」とは言い古された言葉だが、「アレ」(優勝の隠語)に向けたカウントダウンが始まった。
仲間と大いに笑い、歓喜を分かち合う媒体になるはずだ。黒歴史よさようなら。
18年ぶりの優勝の経済効果は関西地区で872億円に――。関西大学の宮本勝浩名誉教授の試算だ。
めったにない快進撃により、阪神ファンが飲食店や自宅などで祝杯をあげる回数が増えると想定。
飲食代は325億円に達するとはじく。
パ・リーグでオリックスが優勝すれば、関西経済はさらなる活況が期待できそうだ。
愛ゆえか。関西メディアは阪神に、ときに辛辣だ。
「他球団にひたすら白星を献上するかませ犬にチームを堕(お)とした」。
かつて監督さんを叱った新聞のコラムもあった。今季こそ夢がかないますね?
「そら、そうよ」。天の声が聞こえたような気がした。
万が一、アレを逸したら‥‥。多分、野球の神様が間違っている。』
「万が一、アレを逸したら、多分、野球の神様が間違っている。」‥。
阪神ファンに向けて、力強いお言葉を頂戴しました。もうさすがに、「阪神半疑」ではないですよね‥‥。
ちなみに私は、1985年と2003年の優勝時の雑誌を、後生大事に保存しています。
今年、保存版の雑誌がもう一冊が増えることを確信しています‥‥。