しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

政治・行財政・地方自治

適正規模を考える

今日28日の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、 E・F・シューマッハーの 『どんな活動にも、それにふさわしい規模というものがある。』という言葉で、 いつものように、鷲田清一さんの次のような解説がありました。 『国連の加盟国の急増が示すよう…

「裏切者」は誰??

昨日25日の朝日新聞デジタル版「波聞風問」を読んで、 民進党の前原誠司元外相が中心となって、 次期総選挙で「消費増税」を公約に掲げるべく、 新マニュフェスト(政権公約)づくりを進めていることを知りました。 「増税で段階的に年間10兆~30兆円の…

知らず知らずのうちに

今月21日付けの「溜池通信vol.621」の内容がとても面白かったです。 特集のタイトルは、『平成30年史の中の安倍政権』でした。 是非、一読をお薦めします。 内閣支持率がここ2カ月で急落していることについて、 「かんべえ」さんの仮説によると、有権者…

選挙・政治と孫子の兵法

小池百合子都知事率いる「都民ファーストの会」が圧勝した 東京都議会議員選挙を受けて、 今日10日の『池上彰の大岡山通信 若者たちへ』では、 「孫子の兵法」について書かれていました。 池上さんによると、 小池知事は、幼少の頃から「孫子の兵法」に親…

政策はいずこに?

今日3日の新聞の社説は、予想どおりというか、 東京都議会議員選挙で自民党が歴史的惨敗を喫したことを受けての記事でした。 ちなみに、全国紙の社説の見出しは次のようなものでした。 ・朝日新聞 『都議選、自民大敗 政権のおごりへの審判だ』 ・読売新聞 …

反対する勢力の一人?

ふぅ~……、なんとか、めまいの発作に襲われることなく、 一日を過ごすことができました。 さて、今日26日の日経新聞に掲載された 『社会保障 不作為の歴史~妥協の小粒改革 限界』を読んで、 少し考えるところがありました。 記事の冒頭は、次のような文章…

騒ぎの後に残るもの?

昨日6日は体調不良のため、この日記をお休みしました。 というのも、昨日はお昼の午後2時過ぎから、 急に乗り物に酔ったように気分が悪くなり、体の平衡感覚もなくなってしまいました。 仕事から帰宅後も夕食は食べることができず、日記を書くこともできま…

キャッシュレス社会という未来図

今日30日の朝日新聞「天声人語」を読んで、 スウェーデンでは、キャッシュレス社会がほぼ実現していることを知りました。 コラムには具体的に、次のようなことが書かれていました。 『日本なら1万円札、米国なら100ドル札。 高額なお札から段階的に廃…

信念を貫く生き方を学ぶ

今、私の手許に、『堂々たる政治』(新潮新書)と 『民主党が日本経済を破壊する』(文春新書)という二冊の本があります。 この二冊の本の著者である与謝野馨さんが、 78歳でお亡くなりになったことを、先日、日経新聞デジタル版の速報で知りました。 今回、…

地方自治の成熟を考える

今日15日の朝日新聞社説は、 『憲法70年~地方自治を成熟させる』というタイトルでした。 憲法を具体化するために憲法と同じ日に施行された地方自治法について、 『70年の節目に、改めて問う。地方自治は機能しているか。 答えは残念ながら、不十分だ…

「必要不可欠」が特効薬

今日11日の日経新聞社説は、 『マイナンバーを医療に生かせ』というタイトルで、 次のようなことが書かれていました。 『日本に住む人すべてに12桁の番号をふり、 社会保障・税などに関する国と自治体のサービス向上に生かす マイナンバー制度が始まって…

政治の刷新か、後退か?

昨日23日に実施されたフランス大統領選の第1回投票の結果は、 中道系独立候補のエマニュエル・マクロン元経済産業デジタル相が得票率で首位、 極右政党、国民戦線のマリーヌ・ルペン党首が2位で、 いずれの候補者も過半数に届かず、来月7日に実施する第…

深刻さを増す人手不足

今日21日の日経新聞一面に掲載された 『景気 試される波及力(3) 東京五輪へ建設ラッシュ~人手足りず投資抑制も』 という記事を読んでいたら、 愛媛県宇和島市出身でBNPパリバ証券の河野龍太郎さんの名前がありました。 その記事によると、河野さんが…

信じる者は救われる

先日の「とある日」、娘と会話していると、年金の話になりました。 日本の公的年金は、「積立方式」ではなく「賦課方式」で、 働く現役世代が引退後の高齢者を支える仕組みであることは、 二人とも理解しているつもりだったのですが、 娘は、「自分が高齢者に…

歴史を知り、教訓とする

天皇、皇后両陛下は今月6日に、 7日間にわたるベトナム親善訪問とタイ前国王弔問の旅を終えて、 無事帰国されました。 そして、今月7日には、 『「象徴」の意義示した旅 両陛下帰国~埋もれた歴史に光り』 という記事が日経新聞に掲載されました。 その記…

似たり寄ったり

早いもので、今日で2月も終わりです。 2月の最後の日は、やわらかい日差しが一日中降り注ぎました。 さて、今月23日のNHK解説委員室「時論公論」は、 『トランプ政権を支える“もうひとつのアメリカ”』というタイトルでした。 アメリカという国のイメ…

求められる「精神の強さ」

安倍首相とトランプ大統領の日米首脳会談は、 果たして、うまくいったのか、うまくいかなかったのか……。 今日の新聞には、いろいろな人のいろいろな解説が掲載されていて、 全部の記事を読もうとすると、思わず尻込みしてしまう自分がいます。 そんななか、…

「低成長論争」について考える

昨日の朝日新聞デジタル版・「波聞風問(はもんふうもん)」の 原真人編集委員が執筆した記事を読んで、深く考えるところがありました。 記事によると、 朝日新聞の新年連載「我々はどこから来て、どこへ向かうのか」で、 1月4日に原委員が書かれた『「経…

ハイブリッド型の分断社会

今月21日の朝日新聞デジタル版の「耕論」を読んで、 最近よく聞くポピュリズムにも、「右」と「左」があることを知りました。 具体的には、水島治郎・千葉大学教授が、次のように述べられていました。 『トランプ氏の政治手法はポピュリズム的です。 欧州…

未来を考えるための鍵

岡本全勝・福島復興再生総局事務局長のHPで、 今月6日の朝日新聞「考論」に掲載された、 長谷部恭男・早稲田大教授(憲法)と杉田敦・法政大教授(政治理論)による 「混迷する世界の中での政治システムや社会のあり方」に関する対談内容が 紹介・引用されて…

三つの御代を生きる

今日11日の日経新聞一面には、 天皇陛下の退位に伴う皇位継承の時期について、 政府が2019年元日を念頭に制度設計する検討に入ったこと、 皇太子さまの即位に備え、新たな元号の検討にも着手したこと、 この2点が書かれていました。 突然の報道で、ち…

「幸せな世代」と「後始末の世代」

昨年までは昨日28日が仕事納めだったのに、 民間勤めの今年は、今日も明日も仕事です。(トホホ……) そして、銀行員の我が娘は、 昨晩から39度の熱を出してダウンし、仕事をお休みしています。 妻が年末に開業している病院を探して診察してもらったとこ…

本当にやり遂げたいこと

今日27日の午前、ハワイ訪問中の安倍首相が、 2001年2月に、米原子力潜水艦と衝突してハワイ沖で沈没した 愛媛県立宇和島水産高の実習船・「えひめ丸」の慰霊碑を訪れ、 献花されたとの報道に接しました。 テレビに写る慰霊碑とその周辺は、綺麗に清…

勝負は時の運

真冬並みの寒気が過ぎ去り、 今日は晴れ間も広がって、比較的暖かい一日となりました。 さて、今日は全国大学ラグビー選手権の準々決勝の日でした。 「早稲田」は「同志社」と「慶応」は「天理」と対戦しましたが、 結果は両校とも敗れてしまったようです。 …

「理解不能」から一歩前進

今月10日のこの日記で、米国大統領選挙を受けての 日経平均株価の大幅な下落という自分なりの予想が、 正反対の結果になったことについて、「理解不能のマーケット」と書きました。 すると、タイミング良く、今月11日の溜池通信「不規則発言」において、…

不器用ですから

今日は貴重な有給休暇を取得しました。 (年間10日の休暇のうち、これで早くも4日目の取得となります。) うれしい三連休です。(うふふ……。) 今日は妻が仕事で出勤なので、 三連休の初日のうちに、できるだけ家事を片付けておこうと決意。 天気が良さそうだ…

理解不能のマーケット

金融・経済や為替市場が素人の私には、 今日のマーケットの動きが全く理解できません。 というのも、昨日は、クリントン氏の激戦州の劣勢が伝わるやいなや、 日経平均株価が一気に下落したのを目の当たりにしたことから、 トランプ氏の大統領就任が確定した…

追い風だのみの金融政策

今月16日の愛媛新聞「道標」に、 愛媛県宇和島市出身の河野龍太郎・BNPパリバ証券チーフエコノミストが 『大転換した日銀の金融政策』というコラムを寄稿されていました。 日銀は、今後どのようにして2%インフレを達成するのか。 新たな枠組みでも、…

消えないリスクに固唾をのむ

今日17日の日経新聞「オピニオン」欄に、 イアン・ブレーマー米ユーラシアグループ社長の 『消えないトランプ・リスク』という記事が掲載されていました。 ブレーマーさんは、 「米大統領選の共和党候補、ドナルド・トランプ氏が 大統領になる可能性は極め…

有事の際の対応とは?

岡本全勝・福島復興再生総局事務局長のHPに、 今年8月末の豪雨災害の際、鳴り続ける電話対応に忙殺されて、 防災司令塔としての機能が不全に陥っていた 岩手県岩泉町役場の記事(朝日新聞)が紹介されていたので、 私もさっそくその記事を読んでみることに…