しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

四季・自然・伝統行事

「成人の日」の雑感

今日は成人の日です。毎年恒例になっているのは、この日の朝刊に掲載されるサントリーウイスキーの広告を探すこと。そして、今年もありました。伊集院静さんの新成人へのメッセージが。今年は、「ワクをハミ出せ、二十歳の可能性。」という題で、次のような…

感謝しか残らない人生

今月初めから日経新聞で連載が続いていた、澤部肇・TDK元会長の「私の履歴書」は、今日が最終回でした。そこには次のようなことが書かれていました。 『友人が読んでいた正宗白鳥の「人生おとぎばなし」という随筆を横から目にして一節に心が動いた。 「…

冬至の日の雑感

今日から二十四節気の「冬至」(12/22 ~ 2020/1/5)、七十二候では「冬生じ夏枯る」(12/22 ~ 12/26)となりました。「日刊☆こよみのページ」のHPには、次のような解説がありました。 『今日は冬至です。冬至は昼間の時間が最短となる日。 この日が過ぎる…

今は幸せかい‥?

渥美清さん主演の「男はつらいよ」の第一作目が、高度経済成長まっ盛りの1969年だったことを、今日の日経新聞「文化欄」に掲載された『寅さんが生きづらい時代』という記事を読んで知りました。記事の冒頭には、次のようなことが書かれています。『高度…

25年という歳月

関東大学ラグビー対抗戦は、昨日の早慶戦に続いて明治対帝京の試合が行われ、明治が40対17で帝京に快勝しました。 ラインアウトとスクラムで優位に立てたのが、明治の勝因の一つだと思いますが、一回のタックルでも倒れない、個々の選手のフィジカルの強…

ずれる季節感

この連休は、秋晴れの穏やかな日が続きました。暦のうえでは今の季節は、二十四節気の「霜降(そうこう)」(10/24 ~ 11/7)、七十二候では「楓蔦黄(もみじつたきばむ)(11/3 ~ 11/7)で、「暮らし歳時記」のHPには、七十二候の解説として、『楓(かえで)や蔦の…

季節は確実に‥‥

連日、厳しい暑さが続いています。ただ、今朝からセミの鳴き声に、ツクツクボーシの声が混じるようになりました。季節は確実に、秋に向かって進んでいるようです。 入院中の父は、点滴治療も終わり、ご飯もお粥から、段階を踏んで普通食に戻りつつあるようで…

寝苦しい夜の予感

私が毎日寝ている一階和室の、今現在の気温は27℃です。とても蒸し暑く、体感温度はそれ以上に感じ、不快指数が極限まで達しているように思います。それもそのはず、今は二十四節気の「小暑」で、七十二候では「温風至(あつかぜいたる)」でした。 「暮らし…

疲労困ぱいの3日間

7月4日、木曜日の朝から、父が排便障害になりました。本人は便秘の自覚症状があるのに、下痢便が続くという、便失禁のような状態です。その日は、慌てて二つの病院を掛け持ちで受診したのですが、診察待ち時間の間、多目的トイレを父が独占使用するような…

雨が降らない‥‥

今日、「Yahoo!ニュース」を眺めていると、次のような記事に目が留まりました。 『月曜日は梅雨前線上の低気圧が伊豆諸島付近を発達しながら東進する見込みです。 この低気圧に伴う雨雲が大きく東日本に広がり、特に関東地方には北東からの冷たい、 涼しい…

穀雨の季節

昨日20日から、二十四節気の「穀雨」(4/20 ~ 5/5)、七十二候では「葭始めて生ず(あしはじめてしょうず)」(4/20 ~ 4/24)が始まりました。 「こよみのページ」のHPには、「穀雨」は『田んぼや畑の準備が整い、それに合わせるように、柔らかな春の雨が…

散りゆく桜を惜しむ

昨日、そして今日と暖かく、ようやく春らしい陽気となりました。買い物帰りに町立松前公園に立ち寄ると、桜はすでに満開を過ぎたようで、一部はもう既に花が散り始めていました。いつもながら、桜を愛でる期間はあっという間に過ぎ去ります。 さて、今日の日…

空寒く冬となる

昨日から、二十四節気の「大雪」(12/7 ~ 12/21)、七十二候では「閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)」(12/7 ~ 12/11)が始まりました。「暮らし歳時記」のHPを読むと、それぞれ次のような解説がありました。 『峰々は雪をかぶり、平地にも…

花音痴の嘆き

今日15日は、敬老の日です。父がデイサービスセンターの通所サービスを正式に利用するようになって、今日が2回目となります。サービスのなかでも入浴と食事が父のお気に入りのようで、今日も満足した顔で帰ってきました。来週の土曜日は、小学一年生の孫…

大地を打つ雨音

あの粘り気のある暑さからようやく解放されたと思っていたら、今日は朝から比較的強い雨が断続的に降り続き、また、半袖では寒いくらいの気温となりました。熱中症対策から今度は大雨洪水警報へと、目まぐるしく変わる気象に、ただ唖然とするばかりです。 そ…

夏夏冬冬(かかとうとう)

今日で8月も終わりです。‥‥にもかかわらず、朝から太陽は容赦なくギラギラと輝いていました。 いったいいつになったらこの暑さが和らぐのか、そして、いつになったらまとまった雨が降るのか‥。『人生のおいて最も絶えがたいことは、悪天候が続くことではな…

太陽のそらぞらしさと夏の終わり

枕元に置いてある『深代惇郎の天声人語』(朝日文庫)を、今日なにげなくめくっていると、深代さんが昭和50年8月22日に、「白雲愁色」と題する、次のようなコラムを書かれていました。 『一匹のトンボが夏の終わりを告げるわけではない。 一片の白雲が秋…

「送り火」を焚く

昨日16日は、お盆の「送り火」を焚きました。13日の「迎え火」と違ったのは、妻と父と私のほかに、孫娘が加わったことです。 孫娘には、「送り火は、グランパのお母さんみたいに、お盆の期間を一緒に過ごした先祖の霊を、火を焚いて天国に送り返す行事な…

迎え火を焚く

今日13日から17日までは、七十二候の「蜩鳴く(ひぐらしなく)」です。「暮らし歳時記」のHPには、「カナカナと甲高くひぐらしが鳴き始める頃。日暮れに響く虫の声は、一服の清涼剤。」との解説がありましたが、こちらは過酷とも思える厳しい残暑が続い…

350mlの生きがい

昨日7日から、二十四節気の「立秋」(8/7~8/22)、七十二候では「涼風至る(すずかぜいたる)」(8/7~8/12)が始まりました。 「暮らし歳時記」のHPには、この「涼風至る」について、『涼しい風が吹き始める頃。まだ暑いからこそ、ふとした瞬間…

たいうときどきふる

今の季節は、最も暑い頃とされる、二十四節気の「大暑」の期間中(7/23~8/6)ですが、今日2日は、七十二候の「大雨時行(たいうときどきふる)」で、「暮らし歳時記」のHPには、『ときどき大雨が降る頃。むくむくと湧き上がる入道雲が夕立になり、乾い…

大暑前の雑感

毎日半端ない暑さが続いています。頭も身体もふらふらです。もういい加減いやになりますが、明日23日からは、さらに暑さが本格的になる、二十四節気の「大暑」が始まると聞くと、ぞっとします。子どもの頃は、夏は大好きな季節だったのに‥‥。 今日の日経新…

今日から7月。まだ「半分」?

今日から7月です。ついこの前に年が明けたと思っていたら、もう一年の「半分」が過ぎ去っていきました。 「半分」といえば、今日の愛媛新聞「ふるさと伝言」に、松山市生まれの臼井興胤・コメダ社長が、『もう「半分」?まだ「半分」?』というタイトルのエ…

夏至の日の雑感

今日から、二十四節気の「夏至」(6/21~7/6)、七十二候では「乃東枯る(なつかれくさかるる)」(6/21~ 6/26)が始まりました。 「こよみのページ」のHPに書いてあるように、一年中で一番昼が長い時期なんだけれども、日本の大部分は梅雨の時期で…

鬱陶しいのか、貴重なのか?

本格的な梅雨の時季らしく、雨脚の強弱はあったものの、今日は終日、ほぼ途切れることなく雨が降り続いてたように思います。なにげなく『雨のことば辞典』(倉嶋厚・原田稔編書:講談社学術文庫)を開いてみると、「梅雨時(つゆどき)」という「ことば」につい…

季節は足早に‥‥

昨日からの雨も上がって、昼前からは良いお天気となりました。雨上がりの木々の新緑は、いつもよりも色濃く見えます。さて、新緑といえば、昨日の愛媛新聞一面コラム「地軸」には、次のようなことが書かれていました。 『季節が早足で過ぎている。したたる緑…

春の花、三景

今日は良く晴れた一日となりました。気温も徐々に上昇して、ようやく春らしい天気になったように思います。 我が家の玄関先にも花が咲くようになりました。黄色と紫色の花がそれで、恥ずかしながら私は、その花の名前を知りません。両方とも妻が植えて育てた…

春分の日の雑感

今日は、二十四節気の「春分」(3/21~4/4)、七十二候では「雀始めて巣くう」(3/21~ 3/25)です。 いつものように、『こよみのページ』のHPを読んでいると、「暦のこぼれ話」というコーナーで、「昔の春分の日は影が薄かった」として、次のよう…

作者不詳のことば

今日16日の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、原作詞・不詳の『あなたが か弱い足で立ち上がろうと私に助けを求めたように よろめく私に どうかあなたの手を握らせて欲しい』という言葉で、いつものように、鷲田清一さんの次のような解説がありました…

庭に見る自然のたくましさ

暦の上では立春だというのに、今日は午前中から粉雪が舞い、午後3時過ぎにはお隣の松山市と伊予市に大雪警報が発令されるなど、こちら愛媛でも厳しい寒さが続いています。 この厳しい寒さのなか、庭のヒマラヤユキノシタは、ピンク色のつぼみが顔を出し、ま…