しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

報道・ニュース

読書に没頭できる時期

今月8日の日経新聞「キャリアアップ」欄には、 『入社まで本を読んで』という記事が掲載されていました。 学生の就職人気ランキングで上位入りする3社の人事担当部長に、 社会人デビューまでの4カ月弱の間、何をしておいてほしいかを 内定者に聞いたとこ…

逆走する近代

金星探査機「あかつき」が、 金星を回る軌道への投入に成功したというニュースに接し、 「再チャレンジの意義」というか、 「努力はいつか報われる」という、浪花節のような感動に浸りながら、 今日はこの日記を書いています。 さて、今月7日の日経新聞「核…

そこにないもの、そこにあるもの

昨日7日の朝日新聞「折々のことば」では、 京都生まれの経済学者・大竹文雄さんの言葉が紹介されていました。 『まちの人が求めるのは、そこにないもの。 よその人が求めるのは、そこにあるもの。』 この言葉について、鷲田清一さんが、次のように解説され…

脈々と受け継がれるもの

昨日のこの日記で、安岡正篤先生の言葉を引用したところ、 タイミングよく、今日7日の日経新聞「文化」欄に、 安岡先生のお孫さんである安岡定子さんが寄稿されていました。 記事によると、定子さんは、京都のお寺で、子どもたちやその保護者を対象に、 寸…

学問は荷物にならない

日経新聞では、 奥田務・J・フロントリテイリング相談役の「私の履歴書」が連載中です。 第5回目のタイトルは、 『読書好き 広い世界知る~自主重視の教育、仕事観の礎 』でした。 奥田さんが読書を好きになったのは小学生の頃とのことで、 記事には次のよ…

内部留保と合成の誤謬

企業の内部留保をめぐる昨今の議論に関して、 今日4日の日経新聞「大機小機」には、 『解せない内部留保課税論』と題して、反論のコラムが掲載されていました。 コラムの主張は、 「そもそも内部留保課税は二重課税だという意味で問題だが、 設備投資などの…

老後の楽しみの一つに

昨日2日の朝日新聞「折々のことば」を、この日記に書き残しておこうと思います。 その言葉とは、柳家小満んさんの 『富士山はいきなり高いんじゃなくて、裾野が広いから高いんだよね。』 この言葉について、鷲田清一さんの次のような、味のある解説がありま…

新たな帝国主義

先月24日に起きた、トルコ軍機によるロシア軍機撃墜事件について、 池上彰さんの『大岡山通信 今若者たちへ』の解説が勉強になりました。 池上さんによると、「当時、ロシア軍機は、 シリア領内のトルコ系トルクメン人の反政府勢力を空爆していて、 トルコ…

苦難というバックボーン

先日の原節子さんに続き、今日1日の全国新聞の一面コラムはすべて、 93歳でお亡くなりになった、漫画家・水木しげるさんを悼む記事でした。 子どもの頃、「ゲゲゲの鬼太郎」を漫画やテレビで楽しみました。 鬼太郎、ねずみ男、目玉おやじ、そして♪ゲ、ゲ…

最後のリスク・マネジメント

日経新聞に連載中だった 洋画家・絹谷幸二さんの「私の履歴書」は、今日30日が最終回でした。 その最終回のタイトルは、 『芸術と人生~美しいものは命を守る 絵空事の力信じ、これからも』。 タイトルにふさわしく、洋画家としての人生訓にあふれた内容で…

遠景となる昭和

こんなことは珍しいのではないでしょうか? 今日27日の全国新聞の一面コラムは、 すべて女優・原節子さんのご逝去を悼むものでした。 42歳で映画界から身を引き、95歳でお亡くなりになったとのことですから、 原さんが出演された映画を一度も観たこと…

分断よりも一つに

今日は、終日どんよりとした天気でした。 普段なにげなく使う「どんより」という言葉を辞書で調べてみると、 「雲が低く垂れこめて空が暗いこと」という意味でした。 今日がまさにぴったりと当てはまりますが、そのうっとうしい天気のなかで、 ひときわ鮮や…

「絵」に関する思い出

日経新聞に連載中の洋画家・絹谷幸二さんの「私の履歴書」、 今日24日のタイトルは、 『子供への授業 反対の色をほんの少し~個性を育み調和する知恵』でした。 次のような、とても示唆に富むお話しが書かれていました。 ・絵画は人間の根源的な表現だと思…

早すぎる旅立ちを悼む

今日22日の日経新聞「日曜に考える ヘルス」には、 『寒暖の差に気を配り健康守る』という記事が掲載されていました。 『秋から冬に移るこの時期は急激に気温が下がることがある。 寒暖の差から風邪に苦しむ人も多い。 微熱に加え、鼻水、せき、たん、倦怠…

書く作業の奥深さ

私が「天は二物を与える」というタイトルで 「その人」のことをこの日記に書いたのは、2013年10月11日でした。 「その人」とは、歌手でもあり女優でもあり、 そして、名エッセイストでもある、小泉今日子さんのことです。 その小泉さんが、 「小泉今…

まどろみ始める「白雪姫」

「難しい事柄を平易な例え話で分かりやすく説明できる才能」 このような才能を持っている人を、いつも羨ましく思っています。 今月16日の日経新聞「核心」欄に掲載された 滝田洋一編集委員の「日本経済は白雪姫か」という 次のような記事もその一つです。 …

不祥事はなぜ続く

今月12日の日経新聞「ニュース複眼」は、「名門企業の不祥事なぜ続く」でした。 東芝、旭化成グループ、独VWなどの名門企業で不祥事がなぜ続くのかについて、 3人の有識者の方が意見を述べられていました。 そのなかでも、数土文夫・東京電力会長の 「…

消費税軽減税率を考える

消費税軽減税率の問題点や課題について、 今月5日の日経新聞「経済教室」に掲載された 諸冨徹・京大教授の『消費税軽減税率の視点㊦~税額票の導入が不可欠』 という論考が、分かりやすく整理されていて、大変勉強になりました。 いつものように、この日記…

丁か半か?

偶然の一致でしょうか? 昨日の日経新聞と地元の愛媛新聞に、 「図書館の民間委託問題」に関する記事が掲載されていました。 まず、日経新聞には、一面コラム「春秋」に、 「TSUTAYA」を展開する会社が運営する、 神奈川県海老名市立中央図書館の話と…

再び「難民問題」を考える

先日、「欧州の難民問題を考える」と題して日記を書いたところですが、 今日の日経新聞「池上彰の大岡山通信 今若者たち」に掲載された 『難民問題と日本』と題する記事を読んで、 さらにこの問題に関する理解が進んだように思います。 池上さんの講義を履修…

欧州の難民問題を考える

第二次世界大戦以降、最大規模の「難民」が欧州に押し寄せているようです。 この「難民」という言葉を聞くと、 真っ先に「買い物難民」をイメージしてしまう私ですが、 今月28日~30日にかけて日経新聞「経済教室」に連載された 『難民にどう向き合う㊤…

死中に活有り

一般的に「バブル経済」や「デフレ・ゼロ金利」には、 「ネガティブ」なイメージがあり、私もそのように理解していましたが、 日経新聞に連載中の 葛西敬之・JR東海名誉会長「私の履歴書」を読んでいると、 どうやらそうでもない事実が、世の中にはあるこ…

「1」に込められた意味

最近、朝日新聞デジタル版で、 鷲田清一さんの「折々のことば」を読むのが日課になっています。 全文で220文字余りの凝縮された文章のなかに、 綺羅星(きらぼし)のような言葉が並んでいて、 「天声人語」とはまた一味違った魅力があります。 その今日の「…

我が町の風景の移ろい

今日から日経新聞「文化欄」で、「孫たちの戦後70年」の連載が始まりました。 戦後70年続いた日本の「平和」について、 戦争体験者の孫世代は、その実相をどう見、描いているのか、 創作者・批評家に聞くというのが今回の企画のようです。 その第1回目…

今年の冬はやさしい冬?

今月20日から22日にかけて、日経新聞「経済教室」に、 『長期化する原油安㊤㊥㊦』という論考が掲載されました。 3人の方が執筆されていて、それぞれ大変勉強になる内容でした。 以下に、その勉強になった箇所を抜き出して整理しておきたいと思います。…

教養教育の必要性を考える

ゴリラなど霊長類研究の第一人者である 山極寿一・京都大学学長へのインタービュー記事が、 今日21日の日経新聞「大学」欄に掲載されていました。 すごく共感できる発言が多かったので、 その発言を「つまみ食い」のように抜き出して整理してみました。 そ…

「男らしい」生きざま

日経新聞に連載中の 葛西敬之・JR東海名誉会長「私の履歴書」を 毎日、背筋をピンと伸ばしながら読んでいます。 今日は、山崎豊子さんの小説「不毛地帯」のモデルともいわれた 瀬島龍三・伊藤忠商事元会長との次のような会話が紹介されていました。 『瀬島…

地方創生と人の育成

佐伯啓思・京大名誉教授が、今月15日付けの地元愛媛新聞に 『地方創生~大事なのは「人」の育成』という論評を投稿されていました。 国立青少年教育振興機関による 日本、米国、中国、韓国の高校生の意識調査報告で、 「親をとても尊敬している」や「高齢…

今の季節は錦秋の候?

日経新聞電子版の第18回「ことばのドリル」にチャレンジしました。 今回の成績は「10問中8問」正解でした。 8問正解というのは、 「言葉に自信を持ってもいいでしょう」という評価になりますが、 これが次回以降もコンスタントに続くようにならないと …

同じ轍を踏まないように

今日14日の日経新聞「春秋」に、 「マイナンバー ナンマイダーと聴き違え」という、 ユーモアセンスあふれる「シルバー川柳」の入選作が紹介されていました。 そのコラムによると、 今週あたりから、マイナンバーの12桁番号の通知が本格化するそうです。…

楽しみな4年後

朝早く起きて、(といってもほとんど深夜ですが、) テレビ中継を観た甲斐がありました。 ラグビーW杯で、日本代表は米国に28対18で勝利しました。 ベスト8は叶わなかったけれど、「3勝1敗」という立派な成績です。 この試合、初出場の早大・藤田選…

三連休中日の雑感

ラグビーW杯で日本代表のベスト8入りがかかった 「サモア」対「スコットランド」の試合を観ました。 結果は、33対36でサモアが破れ、 この時点で、残念ながら日本代表の一次リーグ敗退が決まってしまいました。 そのことは悔しかったけれど、 この試合…

シナリオとニュース

日本にとって嬉しいニュースが連日届いています。 今年のノーベル生理学・医学賞に大村智・北里大学特別栄誉教授、 物理学賞に梶田隆章・東京大学教授の受賞がそれぞれ決まりました。 この件に関して、産経新聞「編集日誌」には、 編集局次長の、次のような…

名ファシリテーターの存在

日経新聞に連載中の葛西敬之・JR東海名誉会長「私の履歴書」を 毎日楽しみに読んでいます。 今日5日のタイトルは「毎日が学校」で、 サブタイトルは、 「畳に正座、父と論語勉強 夕食後は講話、価値判断学ぶ」でした。 記事によると、 小学生の時に「論語…

救いの言葉

昨日のラグビーW杯で、ジャパンはサモアに26対5で快勝しました。 前半を20対0で折り返したジャパンの戦いぶりを見て、 多くの方と同様に、私も勝利を確信した次第です。 相手のミスの多さにも助けられましたが、 何より闘志あふれるディフェンスが素…

8つの生きる力

今日は、穏やかな秋晴れとなりました。 日が暮れるのが、日に日に早くなっていくようです。 昔の人が「日暮れて道遠し」と言ったのは、 こんな秋の夕暮れ時だったのではないかと想像しています。 さて、今月1日付けの日経新聞を読んでいると、 「発生から避…

珍しい出来事?

立秋が過ぎたというのに、今日は真夏に戻ったような暑さでした。 さて、今日の全国新聞の社説をネットで読んでいて、 「珍しいこともあるのだなぁ~」と思いました。 普段は、主義主張が左右両極端、 読者としては、それがかえって物事を違った観点から考え…

仕事が足りない??

日経新聞電子版で連載されていた 小林喜光・三菱ケミカル会長の「経営者ブログ」は、今日が最終回でした。 小林会長は、三菱ケミカルという社業のほか、 同友会代表幹事や日本化学工業協会会長、 産業競争力懇談会理事長といった公職にも就かれていて、 ご本…

リベラルアーツと実践知

今日17日の愛媛新聞「現論」に、田中優子・法政大学総長が、 『重要性増す人文科学~社会を考え伝える力』というタイトルの論評を 投稿されていました。とても勉強になる論評でした。 この論評のなかで田中総長は、「実践知」というものを、 野中郁次郎・…

耳の痛いお話

今日から連載が始まった日経新聞「医 出づる国」には、 「子どもの風に風邪薬はいらない」という見出しのもと、 茨城県守谷市の小児科医院の診療方針が紹介されていました。 その医院には、地元だけでなく県内各地から患者が訪れるとのことでした。 記事によ…

気まぐれな天気を恨む

「見上ぐれば 城屹(きつ)として 秋の空」(夏目漱石) 今朝の愛媛松山は、雲一つなく、透き通るような秋晴れでした。 冒頭の漱石の俳句にあるように、 お城山の美しい緑と、どこまでも青い空に挟まれるように、 今日の松山城は屹(きつ)としてそびえていました…

閑話休題

日経新聞電子版の第17回「ことばのドリル」にチャレンジしました。 善戦空しく、今回も「10問中4問正解」という悲惨な結果に終わりました。 不正解のなかでもショックだったのは、 【問5】「閑話休題(かんわきゅうだい)」の意味として 最も適切なもの…

デザインと俳句

まるで梅雨のような天気が続いています。この普通でない天気に対する思いは皆さん同じようで、 産経新聞「産経抄」では、次のように書かれていました。『雨が降ったり、やんだり、ここしばらくお日様を拝んでいない。 残暑を経験しないまま、秋を迎えそうだ…

快挙を喜ぶ

今月29日付け日経新聞「何でもランキング」の 「お薦めの観光列車、ベスト10」の第1位に、 JR四国の「伊予灘ものがたり」が選定されていた記事を読んで、 びっくりしたのと同時に、とてもうれしい気持ちになりました。私は、昨年7月27日のこの日記…

世界の中の日本

日経平均株価が、まるで坂道を転げ落ちるように落下しました。ただ、これは日本だけに限ったことではなく、 震源地の中国をはじめ、米国や欧州も同様な状況で、世界同時株安の状況です。世界の市場の動きは全く予想がつきませんが、 新聞報道などを丁寧に読…

重い言葉

昨日に引き続き、今日も仕事はお休みです。というのも、今日は住職さんの檀家回り……。 我が家も午後1時過ぎに住職さんの訪問を受け、 御先祖様のために読経をあげていただきました。陽が少し陰ってからは、 かねてから懸案となっていた庭木の消毒に取り組み…

「副読本」としての活用を

安倍首相の戦後70年談話について検討してきた有識者懇談会が、 報告書をまとめられました。当然のことのように、今日7日の全国紙の社説は、 そろってこの報告書に関する「論評と主張」を掲載していました。 そこで、各紙の社説の「見出し」と、 私なりに…

私には夢がある

「私には夢がある」 キング牧師の名言、「I Have a Dream」を彷彿させるものがありました。日経新聞に連載されていた女優・浅丘ルリ子さんの「私の履歴書」。 毎日、楽しみに読ませてもらいましたが、今日31日が最終回でした。最終回の内容で、印象に残っ…

平凡こそ非凡

6月定例県議会の最中、忙しい日々を過ごしています。さて、今日の日経新聞「孫たちの戦後70年」は、 歴史学者・中島岳志さんの『理想社会をあきらめよう』でした。ちょうと刺激的というか、逆説的なタイトルに惹かれて記事を読みはじめ、 次の文章にたど…

根源的な問いかけ

日経新聞に連載されていた 松本紘・理化学研究所理事長の「私の履歴書」は、先月30日が最終回でした。 そのなかに、次のような印象深い言葉がありました。『宇宙を研究し、人間とは何か、どこに行くのかという根源的な問いに向き合うと、 科学の側が思想や…