しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

仕事・ビジネス・金融経済

未来永劫続くテーマ

昨日18日の日経新聞に掲載された、ライフネット生命保険の創業者、出口治明さん執筆による『ダイバーシティ進化論~相次いだ企業不祥事 同質組織から脱却を』という記事がとても勉強になりました。 日本の経済成長を支えてきたものづくりの現場で、今年相…

企業としての高い志と使命感

今日、12月1日の日経新聞に、総合商社・伊藤忠商事の「ふせぐ」という、とてもインパクトのある全面広告が掲載されていました。田島征三さんの迫力のある絵とともに、広告文が味わいのある文章だったので、その内容を次のとおり、この日記に書き残してお…

決して夢物語ではないこと

戦後復興から高度経済成長、バブル崩壊、そして「失われた20年」を経て今に至る日本経済にとって、「長期にわたり低迷する生産性の向上が大きな課題」とのことですが、今日27日の日経新聞には、マクロ経済学を専門とする吉川洋・立正大教授への次のような…

なすべきことをなさなかった?

休日明けの今日は、凍えるような寒さとなりました。まるで季節が一か月、先に進んだような一日でした。ところが、この寒さにもかかわらず、県庁の建物に間借りしている私の職場は、今日も暖房が入りませんでした。老体には厳しい職場環境です。(トホホ‥) さ…

小さな弱さの積み重ね

今日25日の朝日新聞デジタル版「波聞風問(はもんふうもん)」は、『続く企業不正~「これぐらいなら」させぬには~』というタイトルの記事でした。 この記事では、神戸製鋼所が明らかにしたデータ書き換えなどの不正、さらには東芝や日産自動車など、最近の…

人の心のひだを見つめる

日経新聞によると、2017年のノーベル経済学賞は、「心理学を経済学に反映させた」、「人の心を組み込んだ経済学をつくった」という授賞理由で、米シカゴ大学のリチャード・セイラー教授に決まったそうです。そのセイラー教授の功績などを、日経新聞電子…

バスに揺られて6時間

今日は岡山に出張でした。午後9時30分前に帰宅し、先ほど遅い夕食を終えたところです。 今回の出張は、JRではなくて高速バスにしました。高速バスで松山・岡山間を往復したのは初めての体験でしたが、JRよりは揺れが少なかったものの、往復で6時間超…

見えなかったものが見えてくる

今日30日の朝日新聞デジタル版「波聞風問(はもんふうもん)」に、 多賀谷克彦・編集委員執筆による 『定休日導入 コストか、創意工夫の始まりか』という記事が掲載されていました。 そこでは、次のようなことが書かれていました。 『大手引っ越しのアートコ…

箱弁当のような世界

今日23日は、二十四節気の「処暑」でした。 暦の上では、「暑さが止み、朝夕は心地よい涼風が吹く頃」だというのに、 残暑厳しく、年老いた身体には負荷がかかる一日となりました。 さて、昨日22日の溜池通信「不規則発言」で、 「かんべえ」さんが、シ…

「共感」が動かすもの

今月7日の日経新聞電子版「経済ウォッチ」に、 『政策より「共感」が動かす物価』という記事が掲載されていました。 その記事の冒頭は、 宅配便やツナ缶は値上げ、携帯電話の通信料金と洗剤は値下げというように、 身近なモノやサービスの価格を巡り、 最近…

覚悟を持つということ

日経新聞「やさしい経済学」では、今月1日から 今野浩一郎・学習院大学名誉教授の執筆による 『シニア雇用の人事管理』というコラムの連載が始まっています。 その第一回目のタイトルは、「戦力化へ企業・社員とも覚悟を」というもので、 次のような記述が…

規模の大きさにびっくり

今日は出張で今治市に行ってきました。 午前中の会議を終えて、昼食は、 市内の農畜産物の直売所「さいさいきて屋」で食べることになりました。 平日だというのに駐車場は、ほぼ満車状態でした。 施設の中に入るのも初めてで、その規模の大きさにびっくりし…

打つべき手はどこに?

金融政策に関する日記が続いています。 別に意図して書いているわけではありません。たまたまです。 さて、本日20日の日経新聞電子版に、 『上がらぬ物価、日銀どう動く リフレ派3氏に聞く』 という記事が掲載されていました。 2013年の異次元緩和の…

どちらが正論??

昨日のこの日記で、金融緩和の本質が「需要の先食い」であることを書きました。 その件に関し、原田泰・日銀審議委員が、 本年6月29日の 資本市場研究会における『債券市場の機能と金融政策の誤解』 という講演のなかで、 「金融緩和によって生じる低金利…

険しい正常化への道

今日18日は、日経新聞も愛媛新聞も休刊の日です。 そこで、いつもより時間をかけて電子版に目を通していたところ、 日経新聞電子版の「マネー底流潮流」に、著名投資家、ウォーレン・バフェット氏の 「潮が引いて初めて誰が裸で泳いでいたかが分かる」とい…

タイトな出張

今日は岡山市に出張で、つい先ほど帰宅しました。 松山から岡山までは、JRで往復約6時間の長旅です。 しかも、列車の中は横揺れが激しく、ゆったりと景色を楽しむこともできません。 東京の飛行機での日帰り出張の方が、はるかに便利で快適です。 今日は…

祝日のない6月

今日は6月29日で、6月もあと一日で終わりです。 部屋にあるカレンダーを眺めてみると、 一年のうちこの6月だけ祝日がないことに改めて気づきます。 その「祝日」についてウィキペディアで調べてみると、 次のようなことが書かれていました。 『1966…

長い目で見る

今日16日の日経新聞「オピニオン」欄の「時論」に、 米素材大手スリーエム(3M)のインゲ・チューリン会長兼最高経営責任者(CEO)への インタビュー記事が掲載されていました。 「右肩上がりの成長」はすべての企業の目標だけれども、 実現できる企業は…

現場に答がある

ビデオに録画していた「カンブリア宮殿」を観て、 これまで抱いていたファンドマネージャーのイメージが一変しました。 番組ゲストは、かつて投資業界で驚異的な記録、 基準価格を2倍以上成長させたというカリスマファンドマネージャー、 レオス・キャピタ…

捨てられない人

今月25日の日経新聞電子版「週末スキルアップ塾」は、 『暮らしや仕事を「豊か」にする片づけ方』というタイトルで、 その内容は、ミリオンセラー『「捨てる!」技術』の著者、 辰巳渚さんへのインタビュー記事でした。 このコーナーはとても役に立つ記事…

アンビリーバブルな世界

昨日から一泊二日の日程で、沖縄県の宮古島市に出張してきました。 松山から宮古島は、まず飛行機で那覇に行き、 次に、那覇で宮古島行きの飛行機に乗り換えます。 ですから、この二日間で都合4回、飛行機に乗ったことになります。 さて、この世の中には「…

問題は縦か、横か?

今日23日の日経新聞「こころの健康学」は、 『シングルタスク実践~問題を縦に並べる』というタイトルの記事でした。 認知行動療法研修開発センターの大野裕先生は、 同時にいくつかの作業をするマルチタスク状態よりも、 ひとつの作業だけを行うシングル…

自分を見つめ直す機会

昨日から一泊二日の日程で、山口市の湯田温泉に行ってきました。 当地で開催される会議出席が目的で、往路も復路も福岡空港経由でした。 再就職してから初めての出張でしたが、とても有意義な旅となりました。 以下、昨日からの行動を日記に書き残しておきま…

「処暑の日」の雑感

今日は、二十四節気の「処暑」です。 「こよみのページ」によると、「処暑は暑さが止むという意味」で、 「萩の花が咲き、朝夕は心地よい涼風が吹く頃」という解説があるのに、 今朝、私が起きた時の室内の気温は、なんと28℃もありました。 う~む……。(絶…

三者三様の働き方

昨日、そして今日も、雨が降ったりやんだり。 まるで梅雨入りしたような休日の二日間でした。 さて、今日29日の日経新聞「日曜に考える」の「時論」欄は、 パート・アルバイトの正社員化や週休三日制の導入、大学1年生の内定など 人事制度の見直しを繰り…

戦略の転換という決断

若桑みどりさんの歴史ノンフィクション 『クワトロ・ラガッツィ㊤㊦』(集英社文庫)は、 16世紀に日本に来たヨーロッパのキリスト教宣教師と、 日本からヨーロッパに向けて旅立った4人の少年遣欧使節のお話しで、 戦国時代の日本から長い歳月をかけてよ…

ノートと日記

今日26日の日経新聞「キャリアアップ」欄には、 「ノート術」に関する記事が掲載されていました。 記事の冒頭は、次のような文章で始まっていました。 『「ノート」は仕事の必須アイテムだが、使いこなせている人は意外と少ない。 「どの仕事から手をつけ…

段階を追って進む

昨晩、パソコンの画面を眺めていたら、ゆったりとした揺れを感じました。 お酒も入っていたので、「飲みすぎかな?」と思っていたら、 その後のニュースで、熊本県で大きな地震があったことを知りました。 一夜明けた今朝、その惨状を報道で目の当たりにし、…

引き算の世界

「管理職の担い手が会社からいなくなる。」 今日12日から日経新聞社会面で連載が始まった 「解を探しに~引き算の世界」という記事にあった文章です。 記事によると、産業能率大の調査では、 男性新入社員が目標とする地位は、バブル期の1990年度は 「…

還暦の「新しい人」

今日は、平成28年度のスタートの日です。 私は、極度の緊張感の中で、慌ただしく一日を過ごしました。 公務員から民間企業(第三セクター)の職員になったことに伴い、 年金や健康保険、その他諸々の届け出など、 提出する書類の多さに頭が混乱しそうになる…